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IVE

『IVE』2025年カムバの全貌!韓国での大成功と日本市場への新たな挑戦

サラ・チェ (Sara Choi)
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2025年、K-POPガールズグループIVEは、韓国と日本の音楽市場で精力的な活動を続け、その人気を不動のものとしています。私が注目する彼女たちの勢いは留まるところを知りません。

この記事では、韓国でのEP『IVE EMPATHY』の驚異的な成功と、それに続く日本市場でのEP『Be Alright』リリースという新たな挑戦を中心に、IVEの2025年におけるカムバック活動の全貌を徹底解剖します。彼女たちの輝かしい軌跡と今後の展望を、ファンの皆さんと共有できれば幸いです。

『IVE EMPATHY』で韓国市場への華麗なる帰還

IVEは2025年初頭、待望の韓国カムバックを果たし、EP『IVE EMPATHY』で音楽シーンを席巻しました。このEPは、彼女たちの音楽的進化と人気の高さを改めて証明する作品となりました。

カムバックへの高まる期待とアルバム概要

約9ヶ月ぶりとなる韓国でのカムバック発表は、ファンの間で大きな話題を呼びました。所属事務所スターシップエンターテインメントが、IVEを2025年最初のカムバックアーティストとして発表したことからも、グループへの期待の高さがうかがえます。

9ヶ月ぶりのカムバックとリーダーの決意

2024年4月のEP『IVE SWITCH』以来となるカムバックに、リーダーのアン・ユジンは「時間がかかっても、本当に力を入れた作品を」と語り、新作への並々ならぬ意気込みを示しました。この言葉通り、『IVE EMPATHY』は細部までこだわり抜かれた作品として完成しました。

『IVE EMPATHY』のアルバム構成とリリース情報

『IVE EMPATHY』は、IVEにとって韓国で3枚目、通算5枚目となるEPです。2025年2月3日にリリースされ、全6曲が収録されています。

以下にアルバムの詳細を示します。

項目詳細
アルバム名IVE EMPATHY
アーティストIVE
リリース日2025年2月3日
形態EP(韓国3枚目、通算5枚目)
レーベルスターシップエンターテインメント、カカオエンターテインメント、コロンビア
総トラック数6曲
先行シングルリリース「Rebel Heart」|2025年1月13日
プロモーションコンセプトフィルム、コンセプトフォト、MVティーザー、ハイライトメドレー

この周到なリリーススケジュールとプロモーション戦略は、ファンの期待感を最大限に高めることに成功しました。

ダブルタイトル曲戦略と商業的成功

『IVE EMPATHY』では、「Rebel Heart」と「Attitude」という2曲をダブルタイトル曲とする戦略が取られました。これは、アルバムの多面的な魅力をアピールする上で非常に効果的でした。

先行曲「Rebel Heart」の衝撃と音楽番組での快挙

2025年1月13日に先行リリースされた「Rebel Heart」は、その力強いメッセージ性とニヒリズム的な歌詞で強い印象を与えました。リリース直後から国内外の音楽チャートで上位を席巻し、音楽番組では驚異の11冠を達成するなど、アルバムへの期待を大きく高める起爆剤となりました。ミュージックビデオの映画のような映像美も高く評価されています。

「Attitude」の魅力とメンバーの参加

アルバムリリースと同時に公開されたもう一つのタイトル曲「Attitude」は、スザンヌ・ヴェガの「Tom’s Diner」をサンプリングしたレトロ調のキャッチーなメロディが特徴です。メンバーのチャン・ウォニョンが作詞に参加し、「変えられない状況でも、自分の態度次第で楽しむことができる」というポジティブなメッセージを発信しています。

『IVE EMPATHY』の収録曲は以下の通りです。

  • Rebel Heart (タイトル曲)
  • Flu
  • You Wanna Cry (ホイットニー・ヒューストンの「I Wanna Dance with Somebody」のリメイク)
  • Thank U
  • Attitude (タイトル曲)
  • TKO

チャート席巻と国際的な評価

『IVE EMPATHY』は、リリースと共に韓国内外の音楽チャートで目覚ましい成果を記録しました。「Rebel Heart」は韓国の主要音楽配信サイトで「パーフェクトオールキル(PAK)」を達成しました。アルバム自体もHANTEOチャートの月間主要部門で1位を獲得し、その人気を証明しました。

国際的にも、クロアチア、日本(オリコンアルバム3位、Billboard Japan Hot Albums 21位など)、ポーランド、米国ビルボードワールドアルバム(22位)など、各国のチャートにランクインしました。カナダのiTunesチャートでは最高18位を記録しています。

以下は、『IVE EMPATHY』の主要音楽番組での受賞記録の一部です。

受賞日音楽番組名受賞曲
2025年1月23日Mnet M COUNTDOWNRebel Heart
2025年1月KBS2 Music BankRebel Heart
2025年1月MBC Show! Music CoreRebel Heart
2025年2月2日SBS 人気歌謡Rebel Heart

「Rebel Heart」で11冠、「Attitude」で4冠、合計15冠という圧倒的な成績は、IVEの韓国国内での絶大な人気を示しています。

DIVEの声|ファンからの多角的な評価

『IVE EMPATHY』に対するIVEファン(通称:DIVE)の反応は、総じて肯定的でありつつも、収録曲によって好みが分かれる多様なものでした。多くのファンは、IVEらしいサウンドを継承しつつ新しい要素を取り入れた点を高く評価しました。

肯定的な意見と多様な反応

一部のファンからは、『IVE EMPATHY』が過去作を超える最高のアルバムであり、「Attitude」は壮大なアンセムだと絶賛する声が上がりました。「You Wanna Cry」と「TKO」のような対照的な楽曲の組み合わせも好評でした。

一方で、過去の作品ほどではない、あるいは特定の楽曲が期待ほどではなかったという意見も見られました。「Attitude」のサンプリングや一部楽曲の歌詞については、ファンの間で活発な議論が交わされました。

楽曲やMVに対する具体的なフィードバック

「Rebel Heart」のミュージックビデオは、その力強いメッセージ性と映像美が称賛されましたが、サビの繰り返しや振り付けに関して更なる工夫を望む声もありました。「Attitude」のミュージックビデオは、楽曲のキャッチーさやメンバーのパフォーマンスが評価されました。

2025年初頭のK-POPシーンにおいて、「Rebel Heart」は韓国で大ヒットしましたが、国際的な話題性では過去の勢いに比べるとやや落ち着いたとの見方もありました。しかし、『IVE EMPATHY』自体は質の高いアルバムとして広く認識されています。

『Be Alright』で日本市場への新たな挑戦

韓国での大成功に続き、IVEは日本市場においても積極的な活動を展開しています。その中心となるのが、日本3rd EP『Be Alright』のリリースです。

日本3rd EP『Be Alright』の発表と概要

IVEは、日本3rd EP『Be Alright』を2025年7月30日にリリースすることを発表しました。この発表は日本のプロモーション慣習に合わせ、リリース数ヶ月前に行われ、ファンの期待を高めました。

リリース情報と予約開始

EPの予約受付は2025年4月11日から開始されています。これらの情報は、IVEの日本公式サイトや公式Xアカウントを通じて迅速にファンへ届けられました。3枚目の日本EPという事実は、IVEが日本市場へ継続的にコミットしている証です。

収録曲詳細とコンセプト

EP『Be Alright』は全5曲で構成されます。タイトル曲「Be Alright」は、前作の日本タイトル曲「CRUSH」とは対照的に、クールでシックな衣装と姿が印象的な楽曲とされています。変化を恐れず前に進む勇気を与えることを目指しています。

以下が収録曲の詳細です。

トラック番号タイトルタイプ(日本オリジナル/日本語Ver.)原曲(該当する場合)
1Be Alright日本オリジナル
2DARE ME日本オリジナル
3Accendio -Japanese ver.-日本語バージョンAccendio (IVE SWITCH)
4Blue Heart -Japanese ver.-日本語バージョンBlue Heart (IVE SWITCH)
5WOW -Japanese ver.-日本語バージョンWOW (IVE SWITCH)

韓国EP『IVE SWITCH』からタイトル曲だけでなく、Bサイド曲の日本語バージョンも収録する点は、日本のファンにとって嬉しい驚きです。

多様なアルバムバージョンと特典

日本市場の特性に合わせ、『Be Alright』は複数のバージョンで展開されます。

  • 初回生産限定盤I (CD+Blu-ray)|「Be Alright」MV及びメイキング映像を収録
  • 初回生産限定盤V (CD+PHOTOBOOK V ver.)
  • 初回生産限定盤E (CD+PHOTOBOOK E ver.)
  • 通常盤 (CDのみ)
  • メンバーソロジャケット盤 (CDのみ)

これらのバージョンには、フォトカードやイベント応募用シリアルナンバーなどの特典が封入され、コレクション意欲を刺激します。

戦略的タイアップとファンの期待

IVEは日本市場攻略のため、戦略的なタイアップも行っています。「DARE ME」のドラマタイアップはその代表例です。

「DARE ME」のドラマタイアップとその効果

「DARE ME」は、日本テレビ系日曜ドラマ「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」のオープニングテーマ曲として起用されました。EPリリースに先駆けて4月21日にデジタル配信され、そのキュートな楽曲は好意的な反応を得ています。

このOSTタイアップは、既存のK-POPファン層を超えて、より広範な日本の視聴者にIVEの音楽を届ける巧みな戦略です。ドラマと楽曲の相乗効果により、新たなファン層の獲得が期待できます。

日本語バージョン楽曲への期待感

過去の日本語バージョン楽曲(例|「Baddie」)が高い評価を得ていることから、「Blue Heart」や「Accendio」の日本語バージョンにもファンの期待と好奇心が高まっています。ティーザーイメージでは「クールでシック」なコンセプトが示唆されており、ビジュアル面での進化も楽しみです。

日本市場重視の姿勢

「Be Alright」での意図的なコンセプト転換や、日本語バージョン楽曲の質の高さは、IVEと所属事務所が日本市場を非常に重視していることの表れです。単なる二次市場としてではなく、持続的な成長を目指すという強い意志が感じられます。

IVEカムバック後の多角的活動

IVEはアルバムプロモーションに留まらず、ファンコンサートやフェスティバル出演など、多岐にわたる活動を通じて2025年もその輝きを放ち続けています。

DIVEとの絆を深めるファンコンサート

IVEはファンとの直接的な交流を大切にしています。2025年初頭には、3回目のファンコンサートシリーズ「IVE SCOUT」を開催し、ファンとの絆を一層深めました。

「IVE SCOUT」ソウル公演の熱狂

ソウルでは、4月5日と6日にオリンピック公園KSPO DOMEという大規模会場で「IVE SCOUT」が開催されました。チケットは即完売し、会場は熱狂的な歓声に包まれました。この公演の成功は、IVEの韓国国内での不動の人気を改めて示しました。

日本での「IVE SCOUT」開催と反響

「IVE SCOUT」は日本の横浜や名古屋でも開催され、多くの日本のDIVEを魅了しました。ファンコンサートでの「TKO」のパフォーマンスは特に大きな話題となり、SNSでもトレンド入りするほどでした。舞台裏映像やVCRなども公開され、ファンを楽しませています。

グローバルな舞台での活躍|フェスティバル出演

IVEの活躍の場は韓国や日本に留まりません。世界各地の大型フェスティバルにも積極的に参加し、グローバルな人気を拡大しています。

ROCK IN JAPAN Fes. 2025への出演決定

IVEは、9月15日に千葉市蘇我スポーツ公園で開催される日本有数の音楽フェスティバル「ROCK IN JAPAN Fes. 2025」への出演が決定しています。K-POPグループの出演はまだ少ないこのフェスへの参加は、彼女たちの音楽がジャンルを超えて評価されている証です。

KCON LA 2025、SBS歌謡大祭典 Summerへの参加

さらに、IVEはKCON LA 2025や2025 SBS歌謡大祭典 Summerといった大型K-POPイベントのラインナップにも名を連ねています。これらの国際的なフェスティバルへの出演は、IVEのグローバルアーティストとしての地位を確固たるものにしています。

スターシップエンターテインメントにおけるIVEの確固たる地位

IVEは、所属事務所であるスターシップエンターテインメントにとっても極めて重要な存在です。事務所の年間戦略において、彼女たちの役割はますます大きくなっています。

事務所のトップランナーとしての役割

IVEは2025年、スターシップエンターテインメント最初のカムバックアーティストとして活動を開始しました。これは、事務所がIVEを最重要アーティストの一つと位置づけていることを明確に示しています。彼女たちの継続的な成功は、事務所に多大な貢献をしています。

新人グループデビューとIVEの影響力

スターシップエンターテインメントは、2025年3月に新しいガールズグループKiiiKiiiをデビューさせ、下半期には新しいボーイズバンドIDIDのデビューも予定しています。このような状況において、先輩グループであるIVEの成功は、新人グループにとって大きな目標となり、事務所全体のブランド価値を高める上で不可欠な要素となっています。IVEの存在は、事務所の発展に大きく寄与しています。

まとめ

2025年のIVEは、韓国でのEP『IVE EMPATHY』の大成功と、日本市場への本格的な挑戦となるEP『Be Alright』のリリースを通じて、その勢いをさらに加速させています。私が分析するに、彼女たちは単に人気を維持するだけでなく、音楽的にも市場戦略的にも新たな領域へと積極的に踏み込んでいます。

韓国と日本の両主要市場で、それぞれに最適化された戦略を展開し、着実に成果を上げている点は特筆すべきです。メンバーのクリエイティブな活動への参加増加や、ファンとの継続的なエンゲージメントも、IVEの強固な基盤を物語っています。ファンコンサートやグローバルフェスティバルへの参加は、彼女たちのライブパフォーマーとしての実力と国際的な認知度をさらに高めるでしょう。

スターシップエンターテインメント内での確固たる地位と、後輩グループへの好影響も考慮すると、IVEの未来は非常に明るいと言えます。「自己愛」という一貫したメッセージは、これからも多くの若い世代に共感を呼び、ファンダムは拡大し続けるはずです。2025年後半、そしてその先のIVEの活動からも目が離せません。

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