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【2025年最新】BTSメンバーのMBTI全変遷!7人の性格タイプの変化を徹底解説

サラ・チェ (Sara Choi)
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BTSとMBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)の関係性は、単なるトレンドを超えた深い意味を持っています。韓国ではMBTIが自己紹介や人間関係を築く上での共通言語となっており、BTSメンバーが自身のタイプを公表し、その「変化」について語ることは、多くのファンにとって大きな関心事です。

私が考えるに、これは彼らが一貫して発信してきた「Love Yourself(自分自身を愛する)」というメッセージと直結します。アイデンティティは固定されたものではなく、経験や成長と共に進化するという事実を、彼ら自身が示してくれているからです。

この記事では、2017年から2025年の最新情報まで、BTSメンバー7人のMBTIタイプの全変遷を、その背景にある成長と共に徹底的に解説します。

BTSとMBTI|なぜこれほど話題になるのか

BTSメンバーのMBTIがこれほどまでに注目を集めるのには、明確な理由があります。それは、彼らの影響力とMBTIというツールの特性が完璧に噛み合ったからです。

単なる性格診断を超えた「共感の言語」

MBTIは、BTSとARMY(ファンダム)の間で、自己理解と相互理解のための「共感の言語」として機能しています。ファンは、メンバーの公表するタイプを通して彼らの内面性や意思決定のプロセスを理解しようと試みます。

同時に、自分自身のタイプと比べることで、共感や新たな発見を得ます。メンバーが自身の葛藤や変化をMBTIというフレームワークを通して語ることで、ファンはアーティストをより身近な存在として感じ、自己発見の旅路を共有しているかのような強いつながりが生まれます。

変化こそが「Love Yourself」の証

BTSメンバーのMBTIは、驚くほど頻繁に変化しています。この「変化」こそが、彼らの物語の核心です。人は成長し、環境に適応し、内面が成熟していく生き物です。

彼らが自身のタイプの変化を隠さず公表することは、「アイデンティティは固定されたものではない」「変化を恐れず、今の自分を受け入れよう」という「Love Yourself」のメッセージを、身をもって示していることに他なりません。ファンは、その姿に自身の成長や悩みを重ね合わせ、勇気をもらっています。

MBTIの基本|4つの指標と心理機能

メンバーの変化を深く理解するために、MBTIの基本的な仕組みを簡単に押さえておきましょう。MBTIは4つの指標の組み合わせで、16タイプのいずれかに分類されます。

あなたのタイプは何?|4つのアルファベットの意味

MBTIは、以下の4つの二元論的な好みによって決まります。

  • エネルギーの方向|外向(E)か 内向(I)か
  • 情報の受け取り方|感覚(S)か 直観(N)か
  • 意思決定の仕方|思考(T)か 感情(F)か
  • 外界への接し方|判断(J)か 知覚(P)か

例えば、「INFP」は「内向・直観・感情・知覚」の頭文字を取ったものです。

タイプの変化を読み解く鍵|8つの心理機能

しかし、4文字のアルファベットだけでは、なぜタイプが変化するのかを説明しきれません。重要なのは、その根底にある8つの「心理機能」(例|内向的感情(Fi)、外向的直観(Ne)など)です。

これらの機能の優先順位(機能スタック)が、個人の成長や環境への適応によって変化することが、MBTIタイプの変化として現れます。この記事の分析でも、この心理機能に着目していきます。

【時系列】BTSメンバー7人のMBTIタイプ変遷一覧

ここでは、BTSメンバーのMBTIタイプの変遷を時系列でまとめます。彼らがどれほどダイナミックに変化してきたかが一目でわかります。

2017年から2025年までの全変化

以下の表は、公式に発表された主なMBTIタイプの変化をまとめたものです。

メンバー2017年 (Festa)中間期 (c. 2020-2021)2022年 (MBTI Lab)兵役後 (2025年)
RMINFPENFPENFP
ジンINTPINTPINTP
SUGAINFPINTPISTP
j-hopeESFJISFJINFJ
ジミンENFJENFJESTP
VENFPINFP「T」タイプ
ジョングクINFPISFPINTP

変化のパターン|内向型と外向型のバランス

この表からわかるように、初期は外向型(E)だったメンバーが内向型(I)に、またはその逆の変化を遂げているケースが多く見られます。特にジンは一貫してINTPであり、SUGAやV、ジョングクは大きな変化を経験しています。

2025年現在、Vが「T」タイプに変化したことで、グループ全体の思考(T)と感情(F)のバランスも変わってきていることが読み取れます。

【徹底解説】メンバー別|MBTIの変化と成長の軌跡

ここからは、メンバー7人それぞれのMBTIの変化を、心理機能の観点から深く掘り下げて解説します。彼らの成長の軌跡が見えてきます。

RM (INFP → ENFP)|共感的なリーダーの外的シフト

リーダーであるRMの変化は、彼の役割の進化を象徴しています。

INFPからENFPへの軌跡

RMは当初、内面の価値観を重視する「仲介者」INFPでした。これは彼の哲学的で内省的な歌詞の世界観と一致します。しかし、2020年頃から、彼はENFP(運動家)へと変化しました。

心理機能で見るRM|リーダーとしての適応

INFP(Fi-Ne)とENFP(Ne-Fi)は使う心理機能が同じですが、優先順位が逆転しています。内面の価値観(Fi)を軸にしていた状態から、外界の可能性を探求し、アイデアを結合させる力(Ne)を第一に使うようになりました。

私が思うに、これはBTSのグローバルなスポークスマンとしての役割が彼を適応させた結果です。国連でのスピーチやメディア対応など、膨大な外的な関わりの中で、彼の外向的機能が鍛え上げられ、リーダーとして効果的に機能するために必要なシフトが起きたと言えます。

ジン (INTP)|揺るぎなき「論理学者」の一貫性

メンバー最年長であるジンは、唯一MBTIタイプが一貫しています。

変わらない「INTP」

ジンは2017年から一貫して「論理学者」INTPです。他のメンバーが変化する中で、この一貫性自体が彼の強固なアイデンティティを示しています。

心理機能で見るジン|陽気なペルソナの裏にある論理性

INTPの主要機能は、論理と分析を司る内向的思考(Ti)です。一見、彼の陽気で社交的な「ワールドワイドハンサム」のペルソナとは矛盾するように見えるかもしれません。しかし、これはINTPが持つ劣等機能|外向的感情(Fe)を、彼が意識的に発達させた結果です。

彼のダジャレや明るい振る舞いは、内向的な核を持つ彼が、外向的なアイドルという環境を乗り切るために身につけた、非常に知的で高度な社会的戦略です。彼の核はあくまで論理的で分析的なのです。

SUGA (INFP → INTP → ISTP)|理想主義者から現実的な「巨匠」へ

SUGAの変遷は、自己認識の深化とアーティストとしての成熟を物語っています。

INFPからISTPへの軌跡

2017年のINFPという結果に、彼自身「精度0.5点」と極めて低い評価を下していたことは有名です。その後INTPを経て、2022年には「巨匠」ISTPへと落ち着きました。これは直観(N)から感覚(S)への重要なシフトです。

心理機能で見るSUGA|「巨匠」への成熟

ISTPの主要機能は、ジンと同じ内向的思考(Ti)ですが、補助機能が外向的感覚(Se)です。Seは、「今ここ」にある現実や具体的なモノを扱う機能です。これは、楽器や機材を巧みに操り、緻密な音を構築する音楽プロデューサーとしてのSUGAの姿と完璧に一致します。

初期の理想主義的な葛藤(INFP)から、論理的な分析(INTP)を経て、現実的かつ実践的なスキルを極めた「巨匠」(ISTP)へと成熟していく過程が、彼のMBTIの旅路に表れています。

j-hope (ESFJ → INFJ)|「太陽」の内面への深い旅

j-hopeの変化は、グループの中で最も劇的なものの一つです。

ESFJからINFJへの軌跡

グループの「太陽」でありムードメーカーだった彼は、当初「領事官」ESFJでした。しかし2022年、彼は最も希少なタイプの一つである「提唱者」INFJへと変化しました。これは外向(E)から内向(I)、感覚(S)から直観(N)という2軸での大きなシフトです。

心理機能で見るj-hope|「太陽」のペルソナと内なるビジョン

INFJの主要機能は、内向的直観(Ni)です。これは、物事の裏にあるパターンや未来のビジョンを見通す、深く複雑な内面世界を意味します。彼のパフォーマンスディレクションの緻密さや、ソロ作品のコンセプトは、このNiの表れです。

彼の温かさや共感性(外向的感情|Fe)は本物ですが、それはもはや彼を動かす核ではなく、彼の内なるビジョン(Ni)に奉仕する機能となりました。彼の「太陽」というペルソナは、発達したFeによる見事なパフォーマンスであり、彼の本質は静かなビジョナリー(INFJ)なのです。

ジミン (ENFJ → ESTP)|パフォーマーとしての行動的転換

ジミンの変化は、彼のアイデンティティがパフォーマーとして確立されたことを示しています。

ENFJからESTPへの軌跡

当初、彼は共感力が高くグループの調和を保つ「主人公」ENFJでした。しかし2022年、彼は「起業家」ESTPへと変化しました。これは直観(N)から感覚(S)へ、判断(J)から知覚(P)へのシフトです。

心理機能で見るジミン|パフォーマーとしての覚醒

ESTPの主要機能は、外向的感覚(Se)です。「今この瞬間」に生き、身体的な環境に即座に反応する力です。これは、彼の流動的で息をのむようなダンスパフォーマンスそのものを説明します。彼は自らの身体という道具を極めた達人です。

グループの感情的な支え役(ENFJ)から、自らの身体的パフォーマンスという具体的な行動(ESTP)によって自身を定義するようになった、と私は分析しています。彼の温かさ(Fe)は今も健在ですが、それは彼の行動指向の核をサポートする役割に変化したと言えます。

V (ENFP → INFP → Tタイプ)|兵役経験と合理性へのシフト

VのMBTIの旅は、内省と、人生の大きな出来事による根本的な変化を示しています。

ENFPからTタイプへの軌跡

自由奔放な「運動家」ENFPだった彼は、2022年までに内省的な「仲介者」INFPへと変化しました。これはRMとは逆の、内面へのシフトでした。しかし、最も劇的な変化は兵役後に訪れます。2025年、彼は「T(思考)タイプに変わった」と明言しました。

心理機能で見るV|経験がもたらした「F」から「T」への変化

Vは「完全に理性的になった。共感能力がかなり低下したと思う」と語っています。これは感情(F)から思考(T)への根本的なシフトです。彼が所属した特別任務隊(SDT)という規律厳しく過酷な環境が、感情(Fi)よりも論理や客観性(Te)の発達を促したことは想像に難くありません。

INFPの劣等機能は外向的思考(Te)です。強烈なストレス環境やライフイベントが、この劣等機能を発達させ、パーソナリティの意思決定プロセスを根本から再構築することがあります。Vの変化は、パーソナリティが不変ではないことを示す強力な実例です。

ジョングク (INFP → ISFP → INTP)|「黄金の末っ子」のアイデンティティ探求

最年少メンバーであるジョングクの変遷は、まさに「探求の旅」です。

INFPからINTPへの軌跡

INFPからスタートし、ISFP(芸術家)タイプを経由したとも言われ、最終的に2022年にはジンと同じ「論理学者」INTPに落ち着きました。この流動性は、若くしてデビューし、あらゆるスキルを習得しながらアイデンティティを形成してきた彼の人生そのものです。

心理機能で見るジョングク|「黄金の末っ子」の探求心

現在のINTPというタイプは、彼の「黄金の末っ子」たる所以を説明します。INTPはシステムを論理的に理解し、習得すること(内向的思考|Ti)に強い動機を持ちます。歌、ダンス、映像編集、ボクシングと、彼が挑戦するすべてを完璧にこなすのは、このTiの力でプロセスを分解し、マスターしているからです。

初期のINFP(価値観ベース)からINTP(論理ベース)への変化は、彼が年上のメンバーから影響を受けつつも、最終的に自分自身の独立した分析的なアイデンティティを確立した過程を示しています。

7人の個性が生み出す「BTS」という奇跡

個々の変化も興味深いですが、7人が集まった時の「集合体」としてのバランスこそが、BTSの強さの秘密です。

認知的多様性|NとS、TとFが織りなすシナジー

BTSのメンバー構成は、認知的多様性の見本市です。

  • N(直観)とS(感覚)|RMやj-hopeの描く大局的なビジョン(N)を、SUGAやジミンの実践的で具体的なアプローチ(S)が現実の作品へと昇華させます。
  • T(思考)とF(感情)|ジン、SUGA、ジョングク、そして現在のVがもたらす論理的な構造(T)がグループの基盤を支え、RMやj-hopeの共感的な価値観(F)が、BTSのメッセージに人間的な温かみと深みを与えています。

この絶妙なバランスが、彼らの芸術性とパフォーマンスの両輪となっています。

変化を受け入れる強さ

私が最も強調したいのは、彼らが「変化を受け入れている」という事実です。もし7人全員が2017年から全く同じMBTIタイプのままだったら、グループとしてこれほどの進化はなかったかもしれません。

メンバーが成長し、役割に適応し、時には弱さを見せながらも変化していく。そのダイナミズムこそが、BTSが停滞せず、常に新しい姿を見せ続ける原動力です。

まとめ|MBTIは彼らの成長を映す「鏡」

BTSメンバーのMBTIタイプの変遷を追うことは、単なる性格分類の遊びではありません。それは、7人の人間が世界的なプレッシャーの中で懸命に成長し、自分自身を見つめ、進化し続けてきた「生きた記録」を読み解く作業です。

彼らはMBTIというツールを使い、「アイデンティティは固定されたものではなく、成長、変化、そして自己受容のプロセスである」という、彼ら自身の核となるメッセージを世界に発信し続けています。MBTIは、彼らの成長の軌跡を映し出す「鏡」であり、私たちファンが自分自身の成長を重ね合わせるための「鏡」でもあるのです。

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