HMA2025は今日2/15に開催!

【HMA2025】第33回ハントミュージックアワード受賞者一覧と結果速報

サラ・チェ (Sara Choi)
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2026年2月15日、ソウル特別市のオリンピック公園KSPO DOMEにて「第33回ハントミュージックアワード 2025」が盛大に開催されました。
この授賞式は、世界唯一のリアルタイム音楽チャートである「ハントチャート」のデータを基盤としており、K-POP市場の動向を最も客観的に反映するイベントとして知られています。

今回は、歴史的な転換点となったHMA2025の全受賞結果と、そこから読み取れるK-POP界の新たな潮流について詳しく解説します。
私がデータ分析から感じ取った熱気と市場の変化を、余すことなくお届けしましょう。

HMA2025のハイライトと大賞4部門

HMA 2025における最高栄誉である大賞は、4つの異なるカテゴリーに分配されました。
これは現在のK-POP市場が単一の絶対王者を戴く構造から、各領域において卓越した専門性を持つアーティストが共存する時代に入ったことを象徴しています。

ベストアーティスト賞|ATEEZ

ATEEZは大賞の一つである「ベストアーティスト」を受賞し、2025年を彼らのキャリアにおける最も輝かしい年へと変貌させました。
特筆すべきは、彼らが「魔の7年」と言われる契約更新の壁を乗り越え、メンバー全員が7年間の再契約を締結した直後の受賞であった点です。

ATEEZの成功要因は、単なる国内人気にとどまらず、欧州最大級の会場であるパリ・ラ・デファンス・アリーナでの単独公演を成功させるなど、圧倒的なグローバル展開力にあります。
2025年の活動曲「Adrenaline」は、地上波音楽番組でトリプルクラウンを達成し、デビュー後初の地上波1位を獲得しました。

これらの実績が、ハントチャートのデータおよび専門家審査において高く評価され、本賞、ワールドステージ賞と合わせて4冠を達成する原動力となりました。
私が注目したのは、彼らの受賞スピーチで語られた「ファンと共に居続ける」という強い意志です。

ベストアルバム賞|Stray Kids

ベストアルバム大賞は、Stray Kidsのアルバム『KARMA』に贈られました。
Stray KidsにとってHMAでのアルバム大賞受賞は初であり、彼らが現在のフィジカルアルバム市場においていかに支配的な地位を築いているかを証明しました。

『KARMA』の成功は、JYPエンターテインメントの内部プロデュースチームである「3RACHA」による独創的なサウンドメイキングと、世界各大陸に広がる強固なファンダム「STAY」の購買力が合致した結果です。
彼らはアルバム大賞のみならず、北米、南米、欧州、アフリカの4地域における大陸別アーティスト賞も席巻しました。

その売上規模がいかに世界的な広がりを持っていたかが、今回のデータで定量的に示されています。
私が分析するに、彼らの音楽は西洋のリスナーにとって最も親和性が高く、グローバル市場でのリーダーシップを完全に掌握しました。

ベストソング賞|G-DRAGON

「デジタル音源の皇帝」としての地位を改めて印象づけたのが、G-DRAGONの「Too Bad (feat. Anderson.Paak)」によるベストソング賞受賞です。
長年の沈黙を破ってリリースされた本作は、アンダーソン・パークとのコラボレーションという音楽的挑戦を含みつつ、大衆的な音源チャートを瞬時に席巻しました。

G-DRAGONは授賞式当日にビデオメッセージを寄せ、「今年はBIGBANGのメンバーと共に戻ってくる」という趣旨の発言を行いました。
このサプライズは、会場のみならず世界中のファンを驚喜させるのに十分すぎるインパクトがありました。

彼の受賞は、第2世代トップアーティストが依然として第4・第5世代が主導するデジタル市場において強力な影響力を保持していることを示唆しています。
レジェンドの帰還は、K-POPシーン全体に新たな緊張感と活気をもたらしました。

ベストパフォーマンス賞|ENHYPEN

ベストパフォーマンス大賞はENHYPENが受賞しました。
彼らのパフォーマンスは、単なるダンスの技術力に留まらず、ダークファンタジー的な世界観をステージ全体で表現する「叙事性のある舞台」として高く評価されています。

2025年を通じて彼らが見せたステージの完成度は、国内外の音楽フェスティバルにおいて「最も見応えのあるK-POPグループ」としての評価を確固たるものにしました。
特に授賞式で見せたステージは、視覚的なストーリーテリングが際立っており、観客を彼らの世界へ深く引き込みました。

私が考えるに、パフォーマンス部門での受賞は、楽曲のヒット以上に「コンサートに行きたい」と思わせる力が評価された結果です。
これからのK-POPは、聴く音楽から「体験する音楽」へとシフトしていくでしょう。

HMA2025の見どころと市場の変化

今年の授賞式には、大賞以外にも見逃せない重要なポイントがいくつもありました。
ここでは、本賞のラインナップや新人賞、そしてバーチャルアイドルの躍進について詳しく見ていきます。

K-POPの現在地を示す本賞

大賞の下位に位置し、その年を象徴する10組に贈られる「本賞(Artist of the Year)」は、現在のK-POPの勢力図を反映しています。
受賞者の構成を見ると、ボーイズグループが強さを見せる中で、バーチャルアーティストやトロット歌手、そしてガールズグループの代表格がバランスよく配置されました。

受賞アーティスト主な評価ポイント
aespa「Whiplash」等のヒットによるデジタル音源の独走
ATEEZ再契約後のヒットとグローバルツアーの成功
BOYNEXTDOOR親しみやすいコンセプトによる第5世代の台頭
ENHYPENフィジカル売上の成長とパフォーマンスの高度化
G-DRAGONデジタル音源指標における圧倒的インパクト
Lee Chan-won若年層トロット市場の確立と投票力
NCT WISH日韓市場を繋ぐローカライズ戦略の成功
PLAVEバーチャルアイドルの商業的成功
SEVENTEENキャリア最高潮の持続と安定したアルバム供給
Stray Kids世界的なアルバム売上の記録更新

この顔ぶれは、K-POPがもはやアイドルポップという単一のジャンルではなく、多様な要素を包含する総合エンターテインメントへと進化したことを物語っています。
私が特に注目したのは、ジャンルの壁を越えて「売れる音楽」が多様化している点です。

注目の新人たち|Hearts2HeartsとCORTIS

2025年は多くの強力な新人グループが誕生しましたが、HMA 2025はその中でも特に市場のパラダイムを揺るがしたグループを厳選しました。
新人賞には、SMエンターテインメントのHearts2Heartsと、HYBE LabelsのCORTISが選出されています。

Hearts2Heartsは、デビュー直後から圧倒的なビジュアルと高い音楽的完成度で注目を集めました。
彼女たちは特にファン投票プラットフォームにおいて圧倒的な得票率を記録し、ファンダム形成の速さにおいて他の追随を許していません。

一方、CORTISは韓国国内のみならず、北米市場での活動をデビュー当初から強化する戦略をとりました。
特筆すべきは、2026年2月に開催されたNBAオールスターイベントのオープニングを飾り、K-POPアーティストとして初めてNBA関連イベントのヘッドライナーを務めたことです。

バーチャルアイドルの躍進と新時代

HMA 2025の歴史的意義を語る上で欠かせないのが、バーチャルアーティスト部門の充実です。
本賞を受賞したPLAVEに加え、ISEGYE IDOL(イセゲアイドル)が「Post Generation」賞を受賞したことは、バーチャルな存在が市民権を獲得したことを意味します。

ISEGYE IDOLは、バーチャルYouTuberとしての活動から派生したグループでありながら、その音源売上とファン投票の熱量は既存のトップアイドルに匹敵します。
彼女たちの成功は、Webtoonやメタバースを横断する物語構築と、リアルタイム配信を通じたファンとの双方向性に支えられています。

私が断言できるのは、もはや「実在するかどうか」はアイドルの評価基準において重要ではなくなったということです。
テクノロジーの進化により、モーションキャプチャ技術が向上し、授賞式のパフォーマンスにおいても違和感のないステージ演出が実現しました。

まとめ|HMA2025が示したK-POPの未来図

第33回ハントミュージックアワードは、K-POPがかつての「一時的なブーム」から「データに支えられた強固な産業」へと進化を遂げたことを証明する場でした。
ハントチャートという独自のインテリジェンスを活用することで、世界中のファンの購買行動を可視化し、それを栄誉としてアーティストに還元する循環構造が確立されています。

2026年以降、K-POP市場はさらなる「グローバルな多極化」と「テクノロジーの深化」を経験することになるでしょう。
大陸別アーティスト賞の細分化は、より地域に根ざしたマーケティングが必要であることを示唆しています。

バーチャルアイドルの躍進は、物理的なアイドルのあり方そのものを再定義する力を持っています。
ATEEZの情熱、Stray Kidsの規模、G-DRAGONのセンス、そしてイム・ヨンウンの民心など、多様な潮流が2026年の音楽シーンを牽引していくに違いありません。

私が今回お伝えしたデータと分析が、皆さんのK-POPライフをより豊かにする一助となれば幸いです。

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