売上ミリオン連発!aespaのアルバムはどれがいい?全作品を徹底レビュー
K-POP第4世代の先頭を走り続け、いまやグローバルアイコンとなったaespa(エスパ)。メタバースと現実を行き来する唯一無二の世界観は、デビューから5年が経った2025年の現在でも色褪せることがありません。
私が彼女たちの音楽を聴き続けて感じるのは、常に予想を裏切る「進化」の連続だということです。ハイパーポップから始まり、EDM、そしてロックへとジャンルを横断する彼女たちのディスコグラフィは、まさに圧巻の一言に尽きます。
今回は、デビュー作から最新アルバム『Rich Man』まで、aespaの全作品を徹底的にレビューします。
aespa(エスパ)とは|異次元のコンセプトと音楽性
aespaは2020年にSMエンタテインメントからデビューした4人組ガールズグループです。KARINA、GISELLE、WINTER、NINGNINGの4人と、それぞれのアバター「ae(アイ)」が共存するという画期的なコンセプトを持っています。
メタバースと現実を行き来する世界観
彼女たちの活動の根幹にあるのは「SM Culture Universe(SMCU)」という壮大なストーリーです。現実世界のメンバーと仮想世界のaeがシンクロ(SYNK)し、敵対する存在と戦う物語が描かれます。
私が特に魅力を感じるのは、この物語が楽曲やミュージックビデオと密接にリンクしている点です。ただ音楽を聴くだけでなく、まるで映画を見ているような没入感を味わえます。
進化し続ける「SMP」サウンドの魅力
aespaの音楽は、SMエンタテインメント伝統のパフォーマンス重視の音楽「SMP」を現代風に再構築したものです。重厚なビート、複雑な構成、そして圧倒的なボーカル力が特徴といえます。
初期のハイパーポップ路線から、最近のロックテイストまで、彼女たちは常に新しいジャンルを開拓し続けています。この飽くなき探求心が、世界中のファンを惹きつけて止まない理由です。
デビューからKWANGYA三部作|初期の代表作
物語の始まりである「KWANGYA(広野)」を舞台にした初期の作品群は、aespaのアイデンティティを確立した重要な時期です。強烈なインパクトを残した3つの作品を見ていきましょう。
衝撃のデビューシングル『Black Mamba』
2020年11月にリリースされたデビュー曲は、重厚なシンセベースが響くダンスポップです。歌詞には専門用語が多用され、聴く人を強制的に独自の世界観へと引き込みました。

楽曲の特徴と反響
私が初めてこの曲を聴いたとき、新人とは思えない完成度の高さに驚愕しました。ミュージックビデオの再生回数はK-POPデビュー曲として当時最短で1億回を突破しています。
既存のガールズグループの枠に収まらない、攻撃的でクールなビジュアルは多くの音楽ファンに衝撃を与えました。まさに伝説の始まりを告げる一曲です。
記録を塗り替えた名曲『Next Level』
2021年5月に発表されたこのシングルは、映画のサウンドトラックを原曲とするヒップホップナンバーです。楽曲の途中で突然曲調が変わる実験的な構成が話題となりました。
転調が生み出す中毒性
ヒップホップからR&B、ジャズ調へと変貌する展開は、一度聴いたら耳から離れません。この「違和感」が中毒性を生み、韓国内のチャートを席巻しました。
私が思うに、この曲は「K-POPの曲構成のルール」を破壊した革新的な作品です。大衆性と芸術性を両立させた、aespaのキャリアにおける転換点といえます。
初のミニアルバム『Savage』
2021年10月に発売された初のフィジカルアルバムは、冷たく無機質な「メタル・テイスト」を確立しました。予約段階で40万枚を突破し、米Billboard 200にもランクインしています。
唯一無二の「メタル・テイスト」
タイトル曲「Savage」は、トラップとハイパーポップを融合させた攻撃的なトラックです。サビの「Zeu Zeu Zeu」という独特なフックが耳に残ります。
| 曲順 | タイトル | 特徴 |
|---|---|---|
| 1 | Savage | ドラムとベースが強調された中毒性の高い一曲 |
| 2 | aenergy | ライブの開幕を告げる壮大なアンセム |
| 3 | Yeppi Yeppi | 明るくカオスなaespaの魅力を凝縮 |
私が特におすすめしたいのは、アルバム全体を貫く統一感のあるサウンドプロダクションです。彼女たちの音楽的個性が完全に確立された名盤といえます。
世界への飛躍とREAL WORLDへの帰還|中期の傑作
物語が一区切りつき、現実世界(REAL WORLD)へと舞台を移した中期は、大衆的な人気を不動のものにしました。北米市場への本格進出もこの時期の特徴です。
全米進出を果たした2ndミニアルバム『Girls』
2022年7月にリリースされた本作は、世界同時リリースされ、K-POPガールズグループ初の初動ミリオンを達成しました。強烈なギターリフが印象的なタイトル曲は、物語のクライマックスを描いています。
私が注目したのは、先行曲「Illusion」のミニマルで不気味なほどのカッコよさです。収録曲「Life’s Too Short」では全編英語詞に挑戦し、ボーカルグループとしての実力を世界に証明しました。
大衆性を掴んだ3rdミニアルバム『MY WORLD』
2023年5月、現実世界に戻ってきた彼女たちは「ハイティーン」コンセプトへと舵を切りました。これまでの戦闘的なイメージを脱ぎ捨て、等身大の若者の姿を表現しています。
タイトル曲「Spicy」の大ヒット
タイトル曲「Spicy」は、明るくエネルギッシュなダンスナンバーで、多くのリスナーに愛されました。発売初日だけで137万枚を売り上げるという驚異的な記録を打ち立てています。
私はこの曲を聴くと、彼女たちが本来持っている明るさや自由さを感じて嬉しくなります。難解な世界観を知らなくても楽しめる、間口の広い作品です。
ドラマチックな展開を見せる4thミニアルバム『Drama』
2023年11月発売の『Drama』は、再び強烈なキャラクター性を前面に押し出した作品です。「すべての物語は私から始まる」という自信に満ちたメッセージが込められています。
WINTERとNINGNINGの高音ボーカルが冴え渡り、パフォーマンスの進化を感じさせます。3作連続のミリオンセラーを達成し、安定した人気を証明しました。
マルチバースの開花と新たな挑戦|2024年の名盤
2024年は、世界観が「マルチバース」へと拡張され、音楽的にも大きな飛躍を遂げた年です。フルアルバムの発表やジャンルの多角化など、意欲的な活動が目立ちました。
初のフルアルバム『Armageddon』
2024年5月、満を持して発表された初のフルアルバムは、対照的な2曲をダブルタイトルとして掲げました。全10曲を通じて、aespaの音楽的スペクトルを最大限に見せつけています。
ダブルタイトル曲の対比
「Supernova」はミニマルなトラックと中毒性の高いフックで、2024年を代表するメガヒットとなりました。一方の「Armageddon」は重厚でダークなR&Bヒップホップで、グループの深淵を描いています。
私がこのアルバムを推す理由は、一曲一曲のクオリティが非常に高く、捨て曲が一切ないからです。海外メディアからも「最高傑作」と称賛されました。
テクノサウンドに挑んだ5thミニアルバム『Whiplash』
2024年10月の『Whiplash』では、テクノやEDMの要素を大胆に取り入れました。タイトル曲は一定のベースラインが続くミニマルな構成で、これまでの複雑さを削ぎ落としています。
従来の「aespaらしさ」とは異なるアプローチですが、洗練されたサウンドは新たなファン層を獲得しました。批評家からも、その精製されたプロダクションが高く評価されています。
デビュー5周年、ロックへの進化|2025年の最新作
2025年、デビュー5周年を迎えたaespaは、さらなる進化を遂げました。ロックやグランジを取り入れ、アーティストとしての成熟を感じさせる作品を次々と発表しています。
働く女性を応援するシングル『Dirty Work』
2025年6月にリリースされたシングルは、オフィスや建設現場を舞台にしたユニークなコンセプトです。「汚れ仕事」を遂行するプロフェッショナルな姿を描き、働く人々への応援歌となりました。
パフォーマンスビデオがiPhone 16 Proで撮影されたことも話題となり、バイラルヒットを記録しました。6作連続のミリオンセラーとなり、その勢いは止まることを知りません。
自身の豊かさを定義する6thミニアルバム『Rich Man』
2025年9月に発表された最新作は、ロックとグランジの美学を取り入れた野心作です。歌手シェールの名言を引用したタイトルには、「自立と自信こそが真の豊かさ」というメッセージが込められています。
ロックサウンドとメッセージ性
タイトル曲「Rich Man」は、荒々しいエレキギターのリフが主導するダンスポップです。物質的な富ではなく、自分のリズムを保つことの重要性を歌っています。
私はこの曲のストレートなロックサウンドに、彼女たちの芯の強さを感じました。これまでの集大成でありながら、新しいaespaの姿を提示しています。
隠れた名曲が揃う収録曲
アルバムには、タイトル曲以外にも聴き逃せない名曲が収録されています。特にファンから高い評価を得ているのが「Drift」です。
| 曲名 | ジャンル | 特徴 |
|---|---|---|
| Drift | ヒップホップダンス | 中毒性のある口笛サウンドが特徴の隠れた名曲 |
| Bubble | ダンス | ドラムンベースを取り入れた疾走感のある一曲 |
| Count On Me | R&B | 洗練されたボーカルワークが光る楽曲 |
私が個人的にリピートしているのは、エンディング曲の「To The Girls」です。自分を信じて進むよう励ます歌詞が心に響きます。
まとめ|aespaの進化は止まらない
デビューから2025年の最新作まで、aespaのアルバムを振り返ってきました。彼女たちの魅力は、常に変化を恐れず、新しい音楽スタイルに挑戦し続ける姿勢にあります。
これからaespaを聴き始める方は、まずは大衆的な『MY WORLD』か、ヒット曲満載の『Armageddon』から入るのがおすすめです。そこから初期の『Savage』や最新の『Rich Man』へと聴き進めれば、彼女たちの底知れない魅力に気づくでしょう。
私はこれからも、予想を裏切り続ける彼女たちの「次の一手」を楽しみに待ちたいと思います。ぜひあなたも、お気に入りの一枚を見つけてみてください。
