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新時代到来!『K-POP 第5世代』注目グループ徹底解説

サラ・チェ (Sara Choi)
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K-POPにおける「第5世代」という言葉が、2023年以降、業界やファンの間で急速に浸透し始めました。

ZEROBASEONEのデビューを皮切りに、RIIZE、BOYNEXTDOOR、ILLITなど、多様なバックグラウンドと独自の魅力を持つグループが続々と登場しています。

本記事では、第5世代のK-POPとは何か、どのような特徴を持ち、どのグループが注目されているのかを、初心者にもわかりやすく、そして深く掘り下げて解説します。

第5世代K-POPとは何か?

K-POP第5世代とは、2023年を境に登場した新しい潮流のアイドルグループたちを指します。

音楽スタイル、メンバー構成、プロモーション手法など、これまでの世代と異なる明確な特徴を備えており、新たな時代の幕開けを告げています。

第5世代の定義と登場の背景

第5世代の登場は、Mnetのサバイバル番組『BOYS PLANET』から誕生したZEROBASEONEのデビューを起点とする見方が主流です。

第4世代が成熟期に入り、新しい音楽性とマーケティング戦略を取り入れた新人グループが一斉にデビューしたことで、「世代交代」の機運が高まりました。

このような流れは、SMやHYBEなど大手だけでなく、中小規模の事務所にも広がり、K-POP全体に活気を与えています。

第5世代の音楽とコンセプトの特徴

第5世代グループは、以下のような特徴的な音楽性とビジュアルコンセプトを持ちます。

  • イージーリスニングK-POPの台頭
  • Y2Kファッションやニューレトロな美学
  • 爽やかで親しみやすい青春コンセプト
  • 高いパフォーマンススキルとビジュアル訴求力

第4世代の「ガールクラッシュ」や「ハードコンセプト」から一転し、親しみやすさとノスタルジーを前面に押し出したスタイルが主流となっています。

テクノロジーとの融合

第5世代では、バーチャルアイドルやAI、メタバース活用といったデジタル技術との融合も顕著です。

PLAVEやMAVE:のような非実在型グループがデビューし、VRライブや仮想空間でのファンイベントも一般化しています。

これにより、K-POPはエンタメとテクノロジーの最前線へと進化を遂げています。

注目の第5世代グループ紹介【ボーイズ編】

第5世代は特にボーイズグループのラッシュが目立ちます。

各グループの背景や強みを詳しく見ていきましょう。

ZEROBASEONE(ZB1)

ZEROBASEONEはMnet主催の『BOYS PLANET』から誕生した多国籍ボーイズグループです。

デビューアルバムはミリオンセラーを達成し、第5世代の象徴とも言える存在になっています。

  • メンバー構成:韓国・中国・日本など多国籍
  • デビュー曲:『In Bloom』
  • 特徴:圧倒的な初動売上と国際的ファンベース

グローバルファンダム戦略により、デビュー前から各国に拠点を設けるなど、「ボーン・グローバル」の典型例といえます。

RIIZE

RIIZEはSMエンターテインメントが放つ次世代グループで、「エモーショナルポップ」という新ジャンルを提唱しています。

  • メンバー構成:元NCT出身者含む韓国人中心
  • デビュー曲:『Get A Guitar』
  • 特徴:Y2K風ファッションと高いパフォーマンス

特に「Love 119」のMVは日本の風景を背景にし、ローカルファン層への親和性も高いアプローチが話題を呼んでいます。

BOYNEXTDOOR

BOYNEXTDOORはZICOプロデュースでHYBE傘下から誕生したグループです。

  • コンセプト:青春×日常×等身大
  • デビュー構成:MV三部作でストーリーテリングを展開
  • 特徴:共感性重視、爽やかで親しみやすいルック

リリースするたびに「青春」をテーマにしたナラティブな世界観が展開され、ファンのエンゲージメントを高めています。

注目の第5世代グループ紹介【ガールズ編】

第5世代ガールズグループは、やや遅れて本格デビューを果たしましたが、その完成度とインパクトは非常に高いです。

ILLIT(アイリット)

HYBE傘下のBELIFT LABから誕生したILLITは、デビュー曲『Magnetic』で世界的なバズを巻き起こしました。

  • メンバー:日本人含む5人組
  • コンセプト:ニューレトロ/青文学系
  • 特徴:TikTokバズ×Spotifyチャート入り

その透明感ある世界観と、昭和〜平成の日本文化を思わせる表現は、多くのファンに新鮮な印象を与えています。

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BABYMONSTER

BABYMONSTERはYGエンターテインメントがBLACKPINK以来久々に放つガールズグループです。

  • メンバー構成:韓国・日本・タイの多国籍
  • デビュー曲:『BATTER UP』
  • 特徴:YGらしい重低音×ハイエナジーなダンスパフォーマンス

YouTubeリアリティ番組を活用し、ファンと共に成長する姿を見せるマーケティング戦略が高く評価されています。

KISS OF LIFE

KISS OF LIFEは自己プロデュース能力が高く、2000年代ポップスを意識した楽曲と世界観が特徴です。

  • メンバー構成:多国籍&元有名練習生
  • デビュー曲:『Shhh』
  • 特徴:Belleによる作詞作曲、強い女性像とR&Bサウンド

「Midas Touch」では2000年代感を演出しつつも、現代のK-POPらしい映像美と融合した魅力を放っています。

バーチャルアイドルとテクノロジーの融合

第5世代K-POPでは、バーチャルとリアルの境界が急速に曖昧になっています。

AIやメタバースを活用した新形態のアイドルの登場が、業界全体に新たな選択肢を提供しています。

PLAVE

PLAVEは、実際の人間パフォーマーがモーションキャプチャーで操作するバーチャルボーイズグループです。

  • 特徴:キャラ性×高スキル×ファンとのインタラクション
  • 活動:YouTube・ライブ配信・音楽番組出演

リアルとデジタルを融合させることで、身体的制約を超えた新たなアイドル像を提示しています。

MAVE:

MAVE:は、メンバー全員が100% AI生成という革新的なバーチャルガールズグループです。

  • 技術:生成AI+3DCGモデリング
  • 特徴:完全自動化されたパフォーマンスとコンテンツ発信

AIが歌い踊る未来のアイドル像は、一部で賛否を呼びつつも、「K-POP×テクノロジー」の可能性を示す象徴的存在です。

第5世代K-POPのグローバル戦略

第5世代グループは、デビュー時点からグローバル市場を主要ターゲットとしています。

そのため、多国籍メンバー構成や多言語展開が標準装備となっています。

グローバルファンダムの形成と活用

  • 多言語SNS運用
  • 世界同時リリース
  • 国別ショーケース/ファンイベント開催

これらは、従来の「韓国→海外展開」ではなく、「最初からグローバル」を前提とした戦略です。

SNSとショート動画を主軸に

TikTokやInstagram Reels、YouTube Shortsなどを活用した「バズ戦略」が重視され、ファンの拡散力がプロモーションの中心に位置づけられています。

  • TikTokチャレンジの設計
  • シェアしやすい15秒サビ構成
  • ハッシュタグキャンペーンの実施

この戦略により、楽曲やグループが瞬時に世界中へ拡散され、ランキングにも直結しています。

まとめ

K-POP第5世代は、音楽性、コンセプト、マーケティング、テクノロジー、そしてグローバル戦略において、これまでとは異なる次元の革新を遂げています。

ZEROBASEONEやRIIZE、ILLITのような先陣を切るグループたちは、新たなスタンダードを築きつつあり、今後数年のK-POPの方向性を決定づける存在となるでしょう。

この第5世代は、単なる世代交代ではなく、K-POPそのものの構造的変化と適応力の証です。

今後も「K-POP第5世代」の動向から目が離せません。ファンとして、マーケッターとして、文化的分析者として——私たちは新しい時代の証人となっているのです。

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