第24回ソウル歌謡大賞『SMA2015』のセトリ・受賞結果
第24回ソウル歌謡大賞、通称SMA2015は、2014年の韓国音楽シーンを総括する華やかな授賞式でした。私が特に注目していたのは、この授賞式が持つ歴史と権威、そして一年間のアーティストたちの努力が結実する瞬間です。多くのK-POPファンがそうであるように、私もこの日の発表を心待ちにしていました。
この記事では、SMA2015の基本情報から、感動を呼んだパフォーマンスのセットリスト、そして栄えある受賞結果まで、詳細にわたって解説します。

第24回ソウル歌謡大賞『SMA2015』の基本情報
第24回ソウル歌謡大賞(SMA2015)は、K-POPの歴史において重要な足跡を残したイベントです。一年間の韓国音楽界の成果を称え、アーティストとファンが一体となるこの授賞式は、毎回大きな注目を集めます。
私が思うに、ソウル歌謡大賞は、その年のK-POPのトレンドを映し出す鏡のような存在です。
開催概要
ソウル歌謡大賞(SMA)は、1990年にスポーツソウルによって設立されて以来、韓国で最も歴史があり、権威ある音楽授賞式の一つとして確固たる地位を築いてきました。韓国音楽産業における卓越した業績を表彰し、K-POPの国際的な存在感を高める上で重要な役割を果たしています。
第24回ソウル歌謡大賞は、2014年のK-POPシーンを締めくくる極めて重要なイベントとして位置づけられます。この年は、注目すべきリリースが相次ぎ、韓流が世界的に拡大し続けた時期でした。
開催日・会場
第24回ソウル歌謡大賞の授賞式は、2015年1月22日(木曜日)に開催されました。この時期の開催は、前年の暦年の功績を総括する主要な年末授賞式としては典型的なものです。
この権威あるイベントは、韓国ソウルのオリンピック体操競技場(KSPO DOMEとしても知られる)で行われました。この会場は、大規模なK-POPコンサートや授賞式が頻繁に開催される場所であり、ソウル歌謡大賞の規模と重要性を示しています。
司会者
授賞式の司会は、著名な3人のタレントによって務められました。放送人のチョン・ヒョンム、SUPER JUNIORのイトゥク、そしてSISTARのソユです。
司会者の選定は、幅広い視聴者にアピールし、スムーズで魅力的な進行を確保するために、経験豊富な放送関係者と人気アイドルを組み合わせるという傾向を反映しています。私が注目したのは、現役で受賞歴もあるアイドルが司会を務めることで、アーティストに近い視点からの進行が期待できる点です。
セトリ
第24回ソウル歌謡大賞では、2014年を彩った多くのアーティストが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。私が特に感動したのは、各アーティストがその年を代表する楽曲でステージを盛り上げた点です。以下は、主な出演アーティストと披露曲です。
- EXO|「Overdose」 + 「Lucky」
- 少女時代-テティソ (TaeTiSeo)|「Holler」
- BEAST|「Good Luck」 + 「12:30」
- INFINITE|「Last Romeo」 + 「Back」
- SISTAR|「Touch My Body」
- A Pink|「LUV」 + 「Mr. Chu」
- AOA|「Like A Cat」
- Lyn|「My Destiny」
- San E & Raina|「真夏の夜の蜂蜜 (A Midsummer Night’s Sweetness)」
- VIXX|「Error」
- Girl’s Day|「Something」
- テミン (Taemin – SHINee)|「Danger」
- K.Will|「Day 1」
- B1A4|「Lonely」 + 「Solo Day」
- ソユ (Soyou) & チョンギゴ (Junggigo)|「Some」
- N.EX.T|「I Want It All」
これらのパフォーマンスは、授賞式を一層華やかなものにし、会場にいたファンはもちろん、放送を通じて見ていた多くのK-POPファンにとっても忘れられない思い出となったはずです。
第24回ソウル歌謡大賞『SMA2015』の主な受賞者
第24回ソウル歌謡大賞では、2014年に輝かしい功績を残したアーティストたちが数々の賞を受賞しました。私が注目していたのは、やはり大賞の行方でした。
ここでは、主要な賞の受賞者を紹介します。
大賞|EXO
この年の最も栄誉ある大賞(Daesang)は、EXOに授与されました。これはEXOにとって、前年に続き2年連続のソウル歌謡大賞での大賞受賞という快挙です。
この受賞は、EXOが2014年においてもK-POPシーンの頂点に君臨し続けたことを明確に示しています。アルバム『Overdose』の大ヒットや国内外での活発な活動が評価された結果と言えるでしょう。私を含め、多くのファンが彼らの受賞を喜びました。
ベストアルバム賞|BEAST「Time」
ベストアルバム賞は、BEASTのアルバム「Time」が受賞しました。この賞は、アルバムの完成度や商業的な成功を総合的に評価するものです。
BEASTの「Time」は、彼らの音楽的成熟と高いクオリティを示す作品として、多くのリスナーから支持されました。私もこのアルバムを聴き込みましたが、収録曲の質の高さに感銘を受けました。
ベストソング賞|ソユ × チョンギゴ「Some」
ベストソング賞(デジタル音源賞)は、ソユ × チョンギゴのコラボレーション曲「Some」が受賞しました。この楽曲は2014年を代表する大ヒット曲の一つです。
「Some」は、そのキャッチーなメロディと共感を呼ぶ歌詞で、音源チャートを席巻しました。誰もが口ずさむほどの人気ぶりは、まさにこの賞にふさわしいと言えるでしょう。
本賞(Bonsang)受賞者
本賞(Bonsang)は、年間を通じて優れた功績を示したアーティストグループに贈られます。第24回ソウル歌謡大賞の本賞受賞者は以下の通りです。
アーティスト名 |
AOA |
Apink |
B1A4 |
BEAST |
BTS(防弾少年団) |
EXO |
Girl’s Day |
少女時代-TTS (テティソ) |
INFINITE |
SISTAR |
SUPER JUNIOR |
VIXX |
このリストからも、2014年のK-POPシーンがいかに多様で競争の激しいものであったかがうかがえます。私が応援しているグループも多数受賞しており、非常に嬉しく思いました。
新人賞|GOT7、Eddy Kim、Red Velvet
新人賞は、その年にデビューした最も有望なアーティストに贈られる賞です。第24回ソウル歌謡大賞では、GOT7、Eddy Kim、Red Velvetの3組が受賞しました。
この3組は、それぞれ異なる音楽スタイルと魅力で2014年のK-POPシーンに新風を吹き込みました。GOT7のパワフルなパフォーマンス、Eddy Kimの甘美な歌声、Red Velvetのユニークなコンセプトは、多くのファンを魅了しました。彼らの受賞は、K-POPの未来が明るいことを示すものでした。
その他の主な受賞者
上記以外にも、多くのアーティストが様々な部門で受賞しました。以下に主な受賞者をまとめます。
- ヒップホップ賞|San E & レイナ (AFTERSCHOOL)
- R&B・バラード賞|K.Will
- OST賞|LYn 「My Destiny」(ドラマ『星から来たあなた』より)
- High1人気賞(国内)|テミン (SHINee)
- iQIYI人気賞(国際)|EXO
- 韓流特別賞|INFINITE
- 公演文化賞|イム・チャンジョン
- ダンスパフォーマンス賞|ヒョナ (当時4Minute)
これらの受賞結果は、2014年のK-POPシーンの多様性と層の厚さを物語っています。特に、ファンの投票によって決まる人気賞や、国際的な影響力を示す韓流特別賞などは、アーティストとファンの絆の強さを感じさせます。ユニットHI SUHYUN(イ・ハイと楽童ミュージシャンのイ・スヒョン)が本賞、人気賞、韓流特別賞にノミネートされたことも、その年の音楽シーンの豊かさを示していると私は思います。
まとめ
第24回ソウル歌謡大賞『SMA2015』は、2014年のK-POPシーンを鮮やかに彩ったアーティストたちの努力と成果を称える、素晴らしい授賞式でした。EXOの2年連続大賞受賞という歴史的な瞬間をはじめ、BEASTのベストアルバム賞、ソユ × チョンギゴのベストソング賞など、記憶に残る受賞が数多くありました。
GOT7、Eddy Kim、Red Velvetといったフレッシュな才能が新人賞を獲得し、本賞では実力派グループが名を連ねるなど、当時のK-POP界の活況ぶりがうかがえます。私がこの記事を通じてお伝えしたかったのは、この授賞式が単なる賞の発表の場ではなく、K-POPの歴史における重要な1ページを刻んだイベントであったということです。セットリストを見ても、その年のヒット曲が一堂に会し、まさに2014年の音楽シーンの集大成と呼ぶにふさわしい内容でした。この授賞式は、K-POPの輝かしい未来を予感させる一夜だったと言えるでしょう。