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第29回ソウル歌謡大賞『SMA2020』のセトリ・受賞結果

サラ・チェ (Sara Choi)

第29回ソウル歌謡大賞(SMA:ソウルミュージックアワード)、通称『SMA2020』は、2019年のK-POPシーンを彩ったアーティストたちが一堂に会した音楽の祭典です。私が注目したのは、この授賞式で初めてアルバム大賞と音源大賞が分けられた点です。

この記事では、熱気に包まれた『SMA2020』の開催情報、興奮のパフォーマンスを凝縮したセットリスト、そして栄えある受賞結果を詳しくお届けします。

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第29回ソウル歌謡大賞『SMA2020』の基本情報

『SMA2020』は、K-POPファンにとって見逃せないイベントでした。その基本的な情報を整理します。

開催概要

第29回ソウル歌謡大賞は、2020年1月30日に韓国ソウルの高尺スカイドームで開催されました。この会場は大規模なK-POPイベントでお馴染みの場所です。

司会を務めたのは、シン・ドンヨプさん、SUPER JUNIORのキム・ヒチョルさん、女優のチョ・ボアさんという豪華な顔ぶれでした。主催は韓国の著名なスポーツ・エンターテイメント紙であるスポーツソウルです。

韓国内ではKBS Drama、KBS Joy、KBS Wで生中継され、日本ではU-NEXTが独占生中継を行いました。私が特に印象深かったのは、日本でもリアルタイムで現地の熱気を感じられたことです。

項目詳細
開催日2020年1月30日
会場高尺スカイドーム
都市ソウル
司会者シン・ドンヨプ、キム・ヒチョル(SUPER JUNIOR)、チョ・ボア
主催者スポーツソウル
主な放送局(韓国)KBS Drama, KBS Joy, KBS W, SEEZN(レッドカーペット)
主な放送局(日本)U-NEXT(独占生中継)、MUSIC ON! TV(エムオン!)(後日字幕版)

セトリ

『SMA2020』では、多くのアーティストが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。私が特に記憶に残っているステージをいくつか紹介します。

オープニングはキム・ヒョンチョルさんとMAMAMOOのソラさんによる「Tonight Is the Night」、Daybreakの「Good」で華やかに始まりました。続いてキム・ヒョンチョルさん、Daybreak、AB6IXのイ・デフィさんによるコラボステージ「The Downfall of Moon」も披露されました。

以下に主な出演アーティストと披露楽曲をまとめます。

アーティスト主な披露楽曲
ITZYICY, Dalla Dalla
TXT (Tomorrow X Together)Crown, Run Away
AB6IXBreathe, Blind For Love
NCT DreamIntro Dance Performance, Go (Remix), We Go Up (Remix), BOOM
Red Velvetヒストリーパフォーマンス (Happiness, Ice Cream Cake, Red Flavour, Peek A Boo), Psycho
MAMAMOOgogobebe (Rock Remix), HIP
TWICEIntro + Feel Special (Remix)
MONSTA XShoot Out, Follow
NU’ESTBET BET, FINE, LOVE ME
SUPER JUNIORThe Crown, 2YA2YAO!, SUPER Clap, Sorry Sorry! (Dance Break Remix)
テヨン (少女時代)Spark
チョンハChica, Snapping
KassyThe day was beautiful
ポール・キムMe After You
キム・ジェファンBegin Again
ハ・ソンウンIntro + BLUE
ソン・ガイン엄마 아리랑 (Mom Arirang)
キム・ヒョンチョル、ソラ(MAMAMOO)Tonight Is the Night
DaybreakGood
キム・ヒョンチョル、Daybreak、イ・デフィ(AB6IX)The Downfall of Moon
キム・ジェファン、KassyThrough the Night (IUカバー)

第29回ソウル歌謡大賞『SMA2020』の主な受賞者

この年のソウル歌謡大賞では、大賞がアルバム部門とデジタル音源部門に初めて分けられました。これは音楽の聴かれ方の変化を反映した、画期的な出来事だと私は感じました。

アルバム大賞|BTS「Map of the Soul: Persona」

フィジカルアルバム部門の頂点であるアルバム大賞に輝いたのは、BTSの『Map of the Soul: Persona』です。BTSはこの受賞でSMAで3年連続の大賞受賞という快挙を成し遂げました。

彼らはビデオメッセージで「『Map of the Soul: Persona』は多くの方々から大きな愛を受けました。私たちの音楽を聴いて愛してくださったすべての方々に心から感謝します」と喜びを伝えました。世界的な活躍を見せるBTSの変わらぬ影響力を示す結果です。

BTS

BTSは、韓国の7人組の男性アイドルグループです。

2013年にBig Hit Entertainment(現在のHYBE Corporation)からデビューしました。

メンバーはRM、ジン、シュガ、ジェイホープ、ジミン、V、ジョングクです。

@BTS_twt

BTSの詳しいプロフィール

デジタル音源大賞|テヨン「Four Seasons」

デジタル音源部門の最高賞であるデジタル音源大賞は、少女時代のテヨンさんが「Four Seasons」などの楽曲で受賞しました。テヨンさんにとってソロアーティストとして初の大賞受賞であり、この日は本賞とOST賞も受賞し、見事3冠を達成しました。

テヨンさんは受賞スピーチで「いつも私の音楽を待って聴いてくださるファンの方々がいるからこそ、歌い続けることができます。本当に感謝しています」と語りました。彼女の安定した人気と実力を証明する受賞だと私は思います。

少女時代

韓国のアイドルグループ「少女時代」(Girls’ Generation)は、2007年にSMエンターテインメントからデビューした女性グループです。

メンバーは当初9人で、テヨン、ユナ、ティファニー、ヒョヨン、ユリ、スヨン、スニ、ジェシカ、そしてソヒョンで構成されていました。

ジェシカは2014年にグループを脱退しましたが、その後も残りのメンバーが活動を続けています。

@GirlsGeneration

本賞(Bonsang)受賞者

年間を通じて優れた活動を行ったアーティストに贈られる本賞は、12組のアーティストが受賞しました。私が応援しているアーティストも多く含まれており、納得のラインナップです。

  • BTS
  • テヨン (少女時代)
  • SUPER JUNIOR
  • EXO
  • TWICE
  • Red Velvet
  • NU’EST
  • MONSTA X
  • MAMAMOO
  • チョンハ
  • ポール・キム
  • NCT Dream

新人賞|TXT, AB6IX, ITZY

TXT、AB6IX、ITZYは、それぞれ異なる魅力を持つ新人グループです。これらのグループが新人賞を受賞したことは、韓国音楽界の新たな才能の登場を告げるものです。彼らはそれぞれ独自のスタイルとパフォーマンスで、これからの活躍が期待されています。

TOMORROW X TOGETHER

TOMORROW X TOGETHER(通称:TXT)は、韓国の5人組男性アイドルグループです。

彼らはBig Hit Entertainment(現在のHYBE Corporation)によって結成され、2019年にデビューしました。

このグループは、韓国の音楽シーンだけでなく、国際的にも高い人気を誇っています。

ITZY

ITZY(イッツィ)は、韓国の女性アイドルグループで、JYPエンターテインメントによって結成されました。

このグループは2019年にデビューし、イェジ、リア、リュジン、チェリョン、ユナの5人のメンバーで構成されています。

今後のK-POP界を担う新人アーティストに贈られる新人賞は、TXT (Tomorrow X Together)、ITZY、AB6IXの3組が受賞しました。どのグループも個性豊かで、2019年のK-POPシーンに新しい風を吹き込みました。

これらのルーキーたちの活躍は、私も非常に楽しみにしています。

その他の主な受賞

その他にも多くの賞が授与されました。

受賞部門受賞者
バラード賞キム・ジェファン
R&B/ヒップホップ賞Kassy
OST賞テヨン
ダンスパフォーマンス賞ハ・ソンウン
バンド賞Daybreak
人気賞(国内ファン投票)EXO
韓流特別賞EXO
QQ Music 最高人気K-POPアーティスト賞EXO
審査員特別賞ソン・ガイン
今年の発見賞キム・ヒョンチョル

まとめ

第29回ソウル歌謡大賞『SMA2020』は、BTSとテヨンさんがそれぞれアルバムと音源で大賞を受賞するという新しい時代の幕開けを象徴する授賞式でした。豪華なアーティストたちのパフォーマンス、そして栄誉を手にした受賞者たちの笑顔は、K-POPの持つエネルギーと魅力を改めて感じさせてくれました。

私が特に印象に残ったのは、多様なジャンルのアーティストが評価され、K-POPの裾野の広がりを示した点です。これからもK-POPの進化から目が離せません。

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