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東京ドームに集結!SYNK:aeXIS LINEのセトリを徹底解説

サラ・チェ (Sara Choi)
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2025年8月からスタートしたaespaの3度目のワールドツアー「SYNK:aeXIS LINE」は、彼女たちのキャリアにおいて決定的な転換点となっています。私が実際に現地で体感した熱気や、公開されている膨大なデータを基に、このツアーの全貌を紐解いていきます。

本記事では、注目のセットリストからメンバーのソロ曲、そして日本公演ならではの戦略までを余すことなく解説します。これから参戦する方も、既に余韻に浸っている方も、この記事を読めばaespaの現在地が明確に見えてくるはずです。

圧倒的な進化を見せるaespaのツアー戦略

aespaは今回のツアーで、単なるK-POPアイドルという枠組みを超え、真のアーティストとしての地位を確立しようとしています。デビュー当時のアバター中心の世界観から、より人間味あふれるパフォーマンス重視のスタイルへと舵を切りました。

第4世代からレジェンドへの転換点

2025年後半から2026年初頭にかけて行われるこのツアーは、aespaが「第4世代のリーダー」から「時代を象徴するレジェンド」へと昇華するための重要なステップです。パンデミック後のライブブームが落ち着きを見せる中、彼女たちは観客に「本物の体験」を提供することで、長期的な人気を不動のものにしようとしています。

私が特に注目しているのは、彼女たちが「アイドル」として消費されることを拒み、「ミュージシャン」としての実力を証明しようとする姿勢です。これまでの「メタバースの戦士」というギミックを抑え、生身のメンバーの実力(=Axis)を前面に押し出した演出は、多くのファンの心を掴んで離しません。

過去のツアーとは異なる新たな軸

今回のツアータイトルにある「aeXIS(Axis=軸)」には、彼女たちのパフォーマンスこそがショーの中心であるという強い意志が込められています。前回の「SYNK:Hyper Line」や「SYNK:Parallel Line」がコンセプト重視だったのに対し、今回はライブバンドを従えた生のサウンドが際立っています。

具体的には、これまでのツアーで指摘されていた「被せ(バッキングトラック)への依存」という課題を克服し、生歌での勝負を挑んでいる点が大きな変化です。観客は、作り込まれた映像美よりも、メンバーの息遣いや圧倒的な声量に心を揺さぶられることになります。

ファンを熱狂させるセットリストの秘密

ライブの満足度を左右するのは、何と言ってもセットリストの構成力です。今回のツアーでは、ヒット曲の連発だけでなく、ストーリー性を感じさせる巧みな楽曲配置が光ります。

ライブバンドが生み出す臨場感

中盤のセクションではライブバンドが登場し、ロックやヒップホップの要素を強めたアレンジで会場のボルテージを一気に引き上げます。特に、最新ミニアルバム『Rich Man』のタイトル曲や「Dirty Work」は、バンドサウンドとの相性が抜群で、ドームクラスの広い会場でも音が痩せることなく響き渡ります。

私はこのバンドセットこそが、今回のツアーの最大の魅力だと確信しています。デジタルなサウンドが特徴だったaespaの楽曲に、ドラムやギターの生音が加わることで、楽曲自体に新たな命が吹き込まれ、これまでとは全く異なるグルーヴが生まれているからです。

メンバーが制作に関与したソロステージ

本ツアーのハイライトは、メンバー自身が作詞や作曲に参加した未発表ソロ曲の披露です。これらは後にデジタルシングル『SYNK:aeXIS LINE』としてリリースされ、ライブとストリーミングの相乗効果を生み出しています。

メンバー曲名ジャンル特徴
WinterBlueポップロック自身で作詞を担当したエモーショナルな楽曲
NingningKetchup and LemonadeR&B独特な世界観とリラックスしたムード
GiselleTornadoダンス/ヒップホップ作曲にも参加したアグレッシブな一曲
KarinaGood Stuffヒップホップダンス制服衣装と中毒性のあるフックが話題

WinterとNingningの対照的な魅力

Winterのソロ曲「Blue」は、彼女の透き通るようなボーカルとギターサウンドが融合したロックバラードです。自身が作詞を手掛けた歌詞には、困難を乗り越える力強さが込められており、聴く者の涙を誘います。

一方でNingningの「Ketchup and Lemonade」は、ドリーミーでR&Bテイストの強い楽曲となっており、彼女の持つ「奇抜でシック」なブランドイメージを見事に表現しています。張り詰めたセットリストの中に、ふっと息を抜けるような心地よい時間を提供してくれる貴重な一曲です。

GiselleとKarinaの圧倒的なパフォーマンス

Giselleの「Tornado」は、彼女が作曲にも関与した意欲作であり、クラブで流れるような激しいビートが特徴です。これまでのダンスに対する批判を吹き飛ばすような堂々としたパフォーマンスは、彼女が「プロデューサーアイドル」へと進化していることを証明しています。

Karinaの「Good Stuff」は、TikTokなどのSNSでの拡散を意識したキャッチーな振り付けと重低音が印象的です。センターとしての圧倒的なオーラを放ちながら、観客を巻き込んでいくスタイルは、まさに「Rich Man」のコンセプトである「富と自信」を体現しています。

日本公演における独自の展開とチケット事情

日本市場はaespaにとって、収益面でもブランド面でも極めて重要な拠点です。そのため、日本公演には他国とは異なる特別な戦略が練られています。

ドーム公演を見据えた緻密なスケジュール

2025年10月から11月にかけて行われるアリーナツアーは、全国各地を細かく回る「地域密着型」のスケジュールが組まれています。福岡、東京、愛知、大阪といった主要都市を網羅することで、地方のファンも取りこぼさない徹底した姿勢が見て取れます。

さらに2026年4月には、京セラドームと東京ドームでの「スペシャルエディション」公演が控えています。一度アリーナで公演を行った地域に、半年後にドーム規模で戻ってくるという「ダブルディップ(二度漬け)」戦略は、ファンの熱量を維持しつつ収益を最大化する非常に賢いやり方です。

激戦必至のチケット抽選システム

日本のチケット販売システムは、韓国の「早い者勝ち」方式とは異なり、複雑な「抽選(チュセン)」方式が採用されています。これは転売を防ぐと同時に、ファンクラブ会員への入会を促す強力なインセンティブとして機能しています。

具体的には、ファンクラブ最速先行、二次先行、一般発売と段階を踏むことで、何度も申し込みのチャンスが生まれる仕組みです。私は、どうしても行きたい公演がある場合、ファンクラブへの加入は必須条件であり、それが当選への一番の近道だと考えています。

まとめ|aespaが提示する新しいアイドルの形

「SYNK:aeXIS LINE」ツアーは、aespaが次のステージへと進むための壮大な宣言です。彼女たちはアバターというギミックに頼るのではなく、自らの歌声とパフォーマンスという「軸」で世界と対峙することを選びました。

このツアーを通じて、aespaは「作られたアイドル」から「自立したアーティスト」へと見事な変貌を遂げています。東京ドームという約束の地で、彼女たちがどのようなフィナーレを見せてくれるのか、今から期待が膨らむばかりです。

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