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『ZB1』活動継続決定!5人組新体制への移行と事務所の戦略とは

サラ・チェ (Sara Choi)
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K-POP業界に激震が走った2026年2月12日の発表について、私の視点で詳しく解説します。期間限定プロジェクトグループの常識を覆す、ZEROBASEONE(ZB1)の5人体制での活動継続は歴史的な転換点です。

これまで人気絶頂でも解散を余儀なくされてきた過去のグループとは異なり、彼らは新しい道を切り拓きました。なぜ9人ではなく5人なのか、そして離脱するメンバーはどうなるのか、業界の構造変化と共にお話しします。

前代未聞の決断|なぜ9人全員での延長はできなかったのか

K-POPのプロジェクトグループにおいて、契約満了は常に「解散」と同義でした。しかし、今回のZB1のケースは、グループを存続させるという異例の選択をしています。

期間限定グループが抱える構造的な課題

オーディション番組から誕生したグループは、活動期間が決まっています。IZ*ONEやWanna Oneといった偉大な先人たちも、人気の絶頂で活動を終えました。これは、メンバーがそれぞれ異なる芸能事務所に所属しているためです。

各事務所は自社の練習生を番組に送り込み、知名度を上げて戻ってくることを期待します。グループ活動が長引けば、原事務所は自社での利益を生み出す機会を失います。この「利害の不一致」が、これまで全員での契約延長を阻んできた最大の壁でした。

YH Entertainment所属4名の離脱理由

今回、ジャン・ハオ、リッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジンの4名がZB1を離れることになりました。彼らに共通しているのは、中国と韓国に基盤を持つYH Entertainment(旧Yuehua)に所属している点です。

YHは自社で強力なボーイズグループをプロデュースする力を持っています。すでに絶大な人気を獲得した4名を呼び戻し、自社の新グループやソロ活動の核にしたいと考えるのは企業として自然な戦略です。WAKEONE側との交渉が決裂した背景には、このような各社のビジネスプランの違いがあります。

5人体制で描く新シーズン|メンバーの契約状況と役割

残留を決めた5人のメンバーは、単なる延長ではなく「新シーズン」としてZB1の看板を背負い続けます。ここには非常に興味深い契約上の動きがありました。

残留メンバー5人の詳細と新たな契約形態

活動を継続するのは、ソン・ハンビン、キム・ジウン、ソク・マシュー、キム・テレ、パク・ゴヌクの5名です。彼らはZB1というブランドを守り、さらに成長させる道を選びました。

以下の表は、新体制におけるメンバーの契約状況をまとめたものです。

メンバー名役割契約状況
ソン・ハンビンリーダー・センター原事務所とWAKEONEの共同管理
キム・ジウン精神的支柱・俳優原事務所とWAKEONEの共同管理
ソク・マシューグローバル対応WAKEONEへ完全移籍
キム・テレメインボーカルWAKEONE所属(継続)
パク・ゴヌクオールラウンダーWAKEONEへ完全移籍

WAKEONEへ完全移籍したメンバーの意図

特筆すべきは、ソク・マシューとパク・ゴヌクが元の所属事務所を離れ、WAKEONEと専属契約を結んだことです。これは、グループ活動への並々ならぬ覚悟を示しています。

WAKEONEはこれで5人中3人を直接管理下に置くことになりました。意思決定のスピードが上がり、グループ運営がよりスムーズになります。複数の事務所が絡む調整コストを減らすことは、長期的な活動を安定させるために不可欠な要素です。

9人最後のアルバムとコンサート|『RE-FLOW』に込められた想い

新体制への移行を前に、9人全員でのフィナーレを飾る活動が展開されています。ファンへの感謝と、未来への約束が込められた重要な期間です。

スペシャルアルバム『RE-FLOW』のメッセージ

2026年2月にリリースされたアルバム『RE-FLOW』は、9人のZB1としての集大成です。「逆流」や「再定義」をテーマに、これまでの軌跡と変わらない絆を表現しています。

収録曲「Running to Future」では、困難を乗り越えて未来へ向かう意志が歌われています。ファン(ZEROSE)に対し、形が変わっても心はそばにあると伝えているようです。このアルバムは、別れの悲しみよりも、新たな出発への希望を強調した作品に仕上がっています。

3月のソウル・アンコールコンサートが持つ意味

2026年3月に開催されるソウルでのコンサートは、9人が同じステージに立つ最後の機会です。世界中のファンが見守る中、彼らは有終の美を飾ります。

このコンサートは単なる終了式ではありません。5人体制へとバトンを繋ぐ、重要な儀式でもあります。WAKEONEは、この公演を通じてファンの不安を和らげ、スムーズな体制移行を図る狙いがあります。

今後のK-POP業界への影響|プロジェクトグループの新しい形

ZB1が示した「一部メンバーによる活動継続」というモデルは、業界に大きな波紋を広げています。今後のオーディション番組の在り方さえ変えるでしょう。

派生グループとブランド継承の二極化

これからは、一つの人気グループが解散後に「ブランド継承組」と「新グループ結成組」に分かれて活動する形が増えると考えられます。ファンにとっては推しを応援し続ける選択肢が増える良い傾向です。

ZB1の名前は残り、離脱したメンバーも新たな場所で輝きます。完全にゼロになるのではなく、それぞれの場所でIP(知的財産)が活用され続けるエコシステムが出来上がります。これは事務所にとっても、収益を確保し続けられる賢明な判断です。

オーディション番組出身グループの未来図

今後は、デビュー前の契約段階から「活動終了後の延長オプション」や「移籍条項」が盛り込まれるようになります。最初から長期的な活動を見越したグループ作りが行われるはずです。

ZB1の事例は、期間限定という概念を「フェーズ1」「フェーズ2」といったシーズンの概念に変えました。ファンも、解散におびえることなく応援できる環境が整いつつあります。

まとめ|ZB1の第2章はここから始まる

ZB1の5人体制移行は、K-POPの歴史における大きな挑戦です。

9人での活動が見られなくなる寂しさは確かにあります。しかし、ソン・ハンビンをはじめとする5人のメンバーが、ZB1という名前を守り抜くと決めた勇気は賞賛に値します。彼らは新しい音楽とパフォーマンスで、私たちに未知の景色を見せてくれるはずです。

離脱する4名の活躍も含め、彼らの物語はまだ終わりません。形を変えて進化するZB1の未来を、私はこれからも追い続けます。

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