Mnet視聴方法を徹底解説!テレビ・スマホ・VPN利用の料金や特徴を比較
Mnetは、人気のK-POP番組「M COUNTDOWN」をはじめ、最新の韓国ドラマやバラエティ番組を楽しめる、韓国を代表するエンターテインメントチャンネルです。日本国内にも多くのファンがおり、どうすればMnetの番組を視聴できるのか、多くの方が関心を持っています。
この記事では、日本国内でMnetや関連コンテンツを楽しむための様々な方法を詳しく解説します。従来のテレビ放送サービスを利用する方法、スマートフォンやパソコンで手軽に視聴できる公式ストリーミングサービス「Mnet Smart+」、特定の番組を視聴するためのVPNを活用した方法まで、それぞれの料金、特徴、メリット・デメリットを比較検討します。
この記事を読めば、ご自身の視聴スタイルや環境に最適な方法がきっと見つかるはずです。
日本でMnetを視聴する主な方法
日本国内でMnetの番組を楽しむ方法は、主に3つのカテゴリーに分けられます。それぞれの方法には特徴があり、ご自身のライフスタイルや視聴したいコンテンツに合わせて選ぶことが大切です。
一つ目は、スカパー!やJ:COMといった従来のテレビ放送サービスを通じて視聴する方法です。これは主にテレビの大画面で、安定した画質で楽しみたい方に向いています。
二つ目は、公式ストリーミングサービス「Mnet Smart+」を利用する方法です。スマートフォンやタブレット、パソコンがあれば、場所を選ばずにMnet JapanやMnet Koreaのライブ配信、ビデオ・オン・デマンド(VOD)コンテンツを楽しめます。
三つ目は、VPN(仮想プライベートネットワーク)という技術を使って、日本国外向けに提供されているコンテンツにアクセスする方法です。特に人気の音楽番組「M COUNTDOWN」のライブ配信などを、VPNサービス費用以外は無料で視聴したい場合に検討されることがあります。
これらの選択肢の中から、料金、視聴できるコンテンツの種類、利用するデバイス、設定の手間などを比較検討し、ご自身にとって最も便利な方法を見つけましょう。
テレビ放送サービスでMnetを視聴する
テレビ放送サービスを利用してMnetを視聴する方法は、リビングのテレビなどで高画質・大画面で楽しみたい方におすすめです。番組を録画して後から見返したい場合にも適しています。
ただし、多くの場合、Mnetチャンネルの視聴料に加えて、サービス事業者の基本料金が必要になります。合計の月額料金は事業者によって異なります。代表的なサービスとして、スカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり テレビサービス、地域のケーブルテレビ局があります。
スカパー!
スカパー!は、日本で広く利用されている衛星放送サービスです。MnetはCS放送のチャンネル318(HD)またはスカパー!プレミアムサービスのチャンネル658(HD)で視聴できます。
料金は、Mnetチャンネル視聴料が月額2,530円(税込)、それに加えてスカパー!の基本料が月額429円(税込)必要です。合計で月額2,959円(税込)となります。
スカパー!の大きな特徴は、Mnetチャンネルの視聴料について加入した月は無料になる点です。ただし、基本料は加入初月から発生し、加入月に解約することはできません。解約は翌月以降となります。新規加入時には、他の多くのチャンネルが2週間無料で見られる特典が付くこともあります。
視聴するには、110度CS対応のBS/CSアンテナと、対応するテレビまたはチューナーが必要です。ご自宅のテレビリモコンでCSチャンネルを選び、「CS161」(QVC)が映るか確認することで、基本的な視聴環境が整っているか判断できます。
加入手続きは、まず視聴環境を確認し、スカパー!公式サイトから申し込みます。チャンネル選択画面で「Mnet」を選び、Myスカパー!ID登録、B-CASカード/ACAS番号の入力、支払い方法の選択を行います。手続き完了後、通常は約30分で視聴できるようになります。
J:COM
J:COMは、国内大手のケーブルテレビ事業者です。Mnet HDをチャンネル759で提供しています。テレビだけでなく、インターネットや電話サービスもまとめて契約できます。
料金は、Mnetチャンネル視聴料として月額2,530円(税込)が標準的です。これに加えて、J:COMの基本となるテレビサービスなどのプラン料金が必要となり、総額は選択するプランによって変わります。
J:COMの利点は、視聴に衛星アンテナが不要なことです。ケーブル回線を通じて配信されるため、悪天候による受信障害の影響を受けにくく、安定した画質で視聴できます。
視聴するには、J:COMのサービス提供エリアにお住まいで、対応するJ:COM TVプランへの加入が必要です。通常、専門の担当者が自宅を訪問し、設置工事を行います。
加入手続きは、J:COM公式サイトでサービス提供エリアを確認後、オンラインまたは電話で申し込みます。テレビを含むサービスプランを選び、工事の日程を調整します。工事日に担当者が来て設置作業を行えば視聴開始となります。
ひかりTV
ひかりTVは、NTTのフレッツ光回線などを利用した映像配信サービス(IPTV)です。Mnetはチャンネル571で提供されています。
料金は、Mnetチャンネル視聴料が月額2,530円(税込)です。加えて、ひかりTVの基本プラン(例えば「専門チャンネルプラン」月額2,750円、「お値うちプラン」月額3,850円など)への加入が必須です。
ひかりTVもアンテナは不要で、光ファイバー回線を使うため安定したHD画質が期待できます。Mnetチャンネルは加入初月無料ですが、無料期間中に解約することはできないという制約があります。
視聴するには、NTT東西のフレッツ光回線、または対応する光コラボレーション事業者の光回線契約が必要です。ひかりTV対応チューナーも必要になります。チャンネルの追加申し込みは、テレビ画面のリモコン操作で行うことが一般的です。
加入手続きは、まず対象の光回線があるかを確認し、ひかりTVの基本プランに加入します。その後、テレビメニューやリモコン操作でMnetチャンネルを追加します。
auひかり テレビサービス
auひかり テレビサービスは、auひかりインターネット回線の契約者向けに提供される映像配信サービスです。Mnetはオプションのプレミアムチャンネルとして追加できます。
料金は、Mnetチャンネル視聴料として月額2,530円(税込)が必要です。これはauひかりのインターネット料金やテレビサービスの基本料金とは別にかかります。月の途中で契約・解約した場合でも、日割り計算されず満額請求となる点に注意が必要です。
auひかりユーザー向けの統合サービスであり、専用のセットトップボックス(STB)を介して光回線で配信されます。アンテナは不要です。
ただし、重大な制限事項として、このサービスでは日本の地上デジタル放送(地デジ)や、一般的なBS/CS放送は視聴できません。あくまで特定の専門チャンネルやビデオ・オン・デマンド(VOD)を配信するプラットフォームです。通常のテレビ視聴は別途行う必要があります。
視聴するには、auひかりインターネット回線の契約が必須です。auひかり テレビサービスに加入し、専用セットトップボックスを設置します。Mnetは申し込み時、または後からプレミアムチャンネルとして追加します。
その他のケーブルテレビ事業者
Mnetは、全国各地にある地域密着型のケーブルテレビ局(CATV)を通じても提供されている場合があります。お住まいの地域のケーブルテレビ局がMnetを提供していれば、契約することで視聴できます。
料金は、Mnetチャンネル料金(多くの場合、月額2,530円程度と推測されます)に加えて、各ケーブルテレビ局が設定している基本サービス料金が必要です。料金体系は事業者ごとに異なります。
視聴するには、Mnetを提供しているケーブルテレビ局のサービス提供エリア内に居住し、その事業者のテレビサービスに加入する必要があります。通常、アンテナは不要です。
利用できるかどうか、具体的な料金などの詳細は、お住まいの地域のケーブルテレビ局に直接問い合わせて確認する必要があります。
テレビ放送サービスの比較表
各テレビ放送サービスの特徴をまとめた比較表です。ご自身の環境や希望に合わせて比較検討してみてください。
提供事業者 | Mnet月額料金 | その他必須料金(目安) | 主な必要設備 | 主な特徴・利点 | 録画可否 |
スカパー! | 2,530円 | 429円(基本料) | CSアンテナ・チューナー | 加入月無料(Mnet視聴料) | 可 |
J:COM | 2,530円 | 基本プラン料金(変動) | J:COM契約・工事 | アンテナ不要、安定画質 | 可 |
ひかりTV | 2,530円 | 基本プラン料金(変動) | 対応光回線・チューナー | アンテナ不要、加入初月無料(解約制限あり) | 可 |
auひかり テレビサービス | 2,530円 | 基本プラン料金(変動) | auひかり契約・STB | auひかり統合、アンテナ不要 (地デジ不可) | 可 |
地域ケーブルテレビ | 約2,530円 | 基本プラン料金(変動) | CATV契約・工事 | アンテナ不要(地域による) | 可 |
注|料金はすべて税込です。録画可否は一般的なチューナー・レコーダー利用を想定しています。
ストリーミングサービス「Mnet Smart+」で視聴する
Mnet Smart+は、CJ ENM Japanが提供する公式のデジタルプラットフォームです。パソコンやスマートフォン、タブレットを使って、インターネット経由でMnetのコンテンツを楽しみたい現代の視聴スタイルに合ったサービスです。
この方法の最大のメリットは、アンテナ設置や特定の回線契約といったテレビ向けの設備が不要な点です(安定したインターネット接続は必要)。インターネット環境があれば、場所を選ばずに手軽に視聴を開始できます。
Mnet Smart+では、Mnetで放送されたドラマやバラエティ番組(例えば「驚きの土曜日」など)のビデオ・オン・デマンド(VOD)ライブラリにアクセスできます。契約するプランによっては、Mnet JapanやMnet Koreaのライブストリーミング(リアルタイム配信)も視聴できます。K-POPファン向けのコミュニティ機能なども用意されています。
一方で、テレビ放送サービスのように専用レコーダーで簡単にライブ放送を録画することは通常できません。プレミアムプランの料金はテレビ契約と同額ですが、録画の利便性や常に大画面で視聴できる点はテレビに劣る場合があります(デバイスをテレビに接続すれば大画面視聴もできます)。
料金プランと視聴可能なコンテンツ
Mnet Smart+には複数の料金プランがあり、視聴できるコンテンツが異なります。ウェブサイトから直接申し込む場合の料金は以下の通りです(Apple App StoreやGoogle Play Store経由での支払いは料金が異なる場合があります)。
- ライトプラン|月額990円(税込)
- VODコンテンツのみ視聴できます。ライブ配信は見られません。
- ベーシックプラン|月額1,320円(税込)
- VODに加えて、Mnet Koreaのリアルタイム視聴ができます。韓国での放送をいち早く見たい方向けですが、ライブ配信時に日本語字幕は付かないことが多いようです。
- プレミアムプラン|月額2,530円(税込)
- VOD、Mnet Koreaのリアルタイム視聴に加え、Mnet Japanのリアルタイム視聴もできます。テレビでのMnetチャンネル契約と同等のコンテンツアクセス権を持ちます。Mnet Japanの配信には日本語字幕が含まれます。
VODライブラリには、比較的新しい番組や過去の人気ドラマ(例|「ハベクの新婦」)、特定のアーティスト特集(例|SEVENTEEN、&TEAM)などが含まれることがあります。
加入・視聴方法
Mnet Smart+を利用するには、まず公式サイト(smart.mnetjp.com)または専用のスマートフォンアプリから会員登録を行います。メールアドレスなどでアカウントを作成し、希望するプランを選択して支払い情報を登録すれば、すぐに視聴を開始できます。
視聴は、パソコンのウェブブラウザ、またはiOS/Android搭載のスマートフォンやタブレットの専用アプリで行います。
Mnet Smart+ 料金プラン比較表
各プランで何が見られるのか、料金と合わせて比較してみましょう。
プラン名 | 月額料金 | ライブ Mnet Japan | ライブ Mnet Korea | VODアクセス |
ライト | 990円 | 不可 | 不可 | 可 |
ベーシック | 1,320円 | 不可 | 可 | 可 |
プレミアム | 2,530円 | 可 | 可 | 可 |
VPNを利用してMnetコンテンツにアクセスする
VPN(仮想プライベートネットワーク)は、インターネット接続を暗号化し、IPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)を偽装する技術です。これを利用して、通常は日本からアクセスできない、特定の国や地域向けに限定公開されているウェブサイトやコンテンツにアクセスする方法があります。
Mnet関連では、特に人気の音楽番組「M COUNTDOWN」のライブ配信を、VPNサービス費用を除いて無料で視聴したい場合に、この方法が用いられることがあります。
Mnet PlusとMnet放送の違い
注意点として、VPNを使ってアクセスすることが多い「Mnet Plus」は、グローバルなK-POPファン向けのコミュニティプラットフォームであり、テレビ放送のMnetチャンネル(Mnet Japan/Mnet Korea)やMnet Smart+で提供される番組ラインナップとは異なります。
「M COUNTDOWN」のライブ配信は、Mnet Plus上ではなく、Mnetの公式サイト内で提供されるストリーミングプレイヤーを通じて行われることが多いようです。VPNはこの公式サイトへのアクセス制限を回避するために使われます。
VPNが必要な理由と仕組み
Mnet公式サイトやMnet Plusは、アクセスしてきたユーザーのIPアドレスを見て、どの国から接続しているかを判断します。日本からのアクセスの場合、韓国など特定の地域向けに提供されている無料ライブ配信などが見られないように制限(ジオブロッキング)されていることがあります。
VPNを使うと、日本のIPアドレスではなく、VPNサーバーが設置されている他の国(例えば韓国やアメリカ)のIPアドレスを使ってアクセスしているように見せかけることができます。これにより、ウェブサイト側の地域制限を回避してコンテンツを視聴できる場合があります。
接続先サーバーの選び方(韓国 vs. アメリカ)
Mnetコンテンツ、特に「M COUNTDOWN」のライブ配信をMnet公式サイトで視聴する場合、多くの情報源で韓国のVPNサーバーに接続することが推奨されています。これは、配信が主に韓国国内向けであるため、韓国からのアクセスを装うのが最も自然だからです。
一方で、Mnet Plusというプラットフォーム自体へのアクセスには、アメリカのサーバー接続が有効な場合もあるようです。どちらのサーバーを選ぶべきかは、アクセスしたいコンテンツ(公式サイトのライブ配信か、Mnet Plusプラットフォームか)によって異なる可能性があります。まずは韓国サーバーを試してみるのが良いでしょう。
合法性と安全性|無料VPNのリスク
日本からVPNを使って海外の地域制限されたコンテンツにアクセスすること自体は、一般的に日本の法律で禁止されているわけではありません。ただし、Mnet側の利用規約には違反する可能性があります。
最も重要な注意点は、無料のVPNサービスは利用しないことです。無料VPNは、通信が十分に暗号化されていなかったり、利用者の通信ログを記録・販売していたりするリスクがあります。ストリーミングに必要な通信速度や安定性も期待できません。
安全かつ快適に利用するためには、信頼できる有料のVPNサービスを契約することが不可欠です。この方法で「M COUNTDOWN」自体は無料で見られても、有料VPNの月額費用(数百円~千数百円程度)がかかることを理解しておく必要があります。
VPN利用の手順
VPNを使ってMnetコンテンツにアクセスする一般的な手順は以下の通りです。
- VPNサービスの選択と契約| 速度が速く、韓国にサーバーを置いている、信頼できる有料VPNサービスを選びます。(例|NordVPN, ExpressVPN, Surfshark, MillenVPN, スイカVPNなどが候補として挙げられます)
- VPNアプリのインストール| 契約したVPNプロバイダーの専用アプリを、利用したいデバイス(パソコン、スマートフォンなど)にダウンロードしてインストールします。
- 韓国サーバーへの接続| VPNアプリを開き、ログインします。サーバーリストから韓国を選択し、接続します。
- Mnetコンテンツへのアクセス| VPNで韓国サーバーに接続した状態で、ウェブブラウザを開き、Mnet公式サイト(「M COUNTDOWN」ライブ配信用ページなど)にアクセスするか、Mnet Plusのアプリまたはウェブサイトを開きます。
- コンテンツ視聴| 目的のコンテンツ(例|「M COUNTDOWN」ライブプレイヤー。通常、毎週木曜18時頃から利用できることが多いようです)を探して視聴を開始します。視聴中はVPN接続を維持する必要があります。
推奨VPNサービスの比較表
いくつかのVPNサービスについて、主な特徴をまとめました。VPN選びの参考にしてください。
VPNプロバイダー | 主な強み(言及内容) | 価格帯(目安) | サーバーロケーション(Mnet関連) |
NordVPN | 速度、機能のバランス | $$ | 韓国、アメリカ |
ExpressVPN | 最高クラスの速度 | $$$ | 韓国 |
Surfshark | コストパフォーマンス、接続数無制限 | $ | 韓国 |
MillenVPN | 日本企業、使いやすさ | $ | 韓国 |
スイカVPN | 日本語サポート | $$ | 韓国 |
価格帯目安|$ = 低価格帯、$$ = 中価格帯、$$$ = 高価格帯
VPN利用のメリット・デメリット
VPNを利用する方法のメリットは、通常日本では見られない無料コンテンツ(特に「M COUNTDOWN」ライブ)にアクセスできる可能性がある点です。特定の番組を見るためだけに、日本のテレビ契約やMnet Smart+のプランに加入する必要がなくなるかもしれません。
デメリットとしては、信頼できる有料VPNの契約が必要であること、VPNの設定が少し技術的であること、接続の安定性や速度がVPNサービスや回線状況によって変動する可能性があることが挙げられます。Mnet側の対策でVPN経由のアクセスがブロックされる可能性もあり、常に視聴できる保証はありません。
重要なのは、この方法で視聴できるのは主にMnet Plusプラットフォーム上の限定的なコンテンツや、公式サイトでの特定のライブ配信(M COUNTDOWNなど)が中心であり、テレビ契約やMnet Smart+プレミアムで視聴できるような、編成されたMnet Japanチャンネル全体の番組ではないという点です。
各視聴方法の比較|あなたに最適な選択肢は?
これまで見てきたように、Mnetを視聴するには様々な方法があります。どの方法が最適かは、あなたの優先順位によって決まります。
月々の予算、見たいコンテンツ(Mnet Japanチャンネル全体か、特定の番組か)、主に使うデバイス(テレビか、スマホ・PCか)、設定の手間、録画機能が必要かどうかなどを総合的に考えてみましょう。
視聴方法比較マトリックス
各視聴方法の主な特徴を一覧できる比較表を作成しました。ご自身のニーズに照らし合わせてみてください。
視聴方法 | 推定月額総費用 | コンテンツアクセス (Mnet Japan Ch, Mnet Korea Ch, VOD, Mカ Live) | 主な視聴デバイス | 設定の容易さ | 録画オプション | 日本語字幕 (ライブ/VOD) |
スカパー! | 約2,959円 | 可, 不可, 不可, 可 (放送時) | テレビ | 中 (アンテナ要) | 可 | 可 (Mnet Japan/放送時) |
J:COM | 約2,530円+α | 可, 不可, 不可, 可 (放送時) | テレビ | 中 (工事要) | 可 | 可 (Mnet Japan/放送時) |
ひかりTV | 約2,530円+α | 可, 不可, 不可, 可 (放送時) | テレビ | 中 (光回線・チューナー要) | 可 | 可 (Mnet Japan/放送時) |
auひかり テレビサービス | 約2,530円+α | 可, 不可, 不可, 可 (放送時) | テレビ | 中 (auひかり・STB要) | 可 | 可 (Mnet Japan/放送時) |
Mnet Smart+ プレミアム | 約2,530円 | 可, 可, 可, 可 (ライブ配信) | モバイル/PC/タブレット | 易 (アプリ/Web登録) | 不可 | 可 (Mnet Japan/VOD) |
Mnet Smart+ ベーシック | 約1,320円 | 不可, 可, 可, 可 (ライブ配信) | モバイル/PC/タブレット | 易 (アプリ/Web登録) | 不可 | 不明/限定的 (ライブ) |
VPN + Mnet Plus/サイト | 約400-1,500円 (VPN代) | 不可, 可 (サイト経由), 限定的 (Plus), 可 (ライブ, 無料) | モバイル/PC/テレビ (VPN経由) | 中 (VPN設定) | 不可 | 不明/ほぼ無し (ライブ) |
詳細な比較ポイント
- コスト| 月額費用は、VPN利用(VPN代のみ数百円~)から、テレビ契約やMnet Smart+プレミアム(約3,000円)、さらに基本プランやセット契約によっては月額6,000円以上まで幅があります。初期費用(アンテナ設置、工事費など)と月額料金の両方を考慮しましょう。
- コンテンツアクセス| Mnet Japanチャンネルをフルで楽しみたいならテレビ契約かMnet Smart+プレミアム。Mnet Koreaのライブを早く見たいならMnet Smart+ベーシック/プレミアムかVPN。VODが見たいならMnet Smart+。M COUNTDOWNライブを無料(VPN代除く)で見たいならVPNが有力です。
- 視聴デバイス| テレビで見るのがメインならテレビ契約サービス。スマホやPCでどこでも見たいならMnet Smart+やVPN利用が中心です(テレビへの出力も工夫次第でできます)。
- 設定の容易さ| Mnet Smart+がアプリやウェブ登録だけで最も簡単です。VPNはサービス選びと設定が必要です。テレビ契約はアンテナ設置や工事が必要な場合があります。
- 録画| 番組を録画して保存したい場合は、テレビ契約サービスが最も一般的で簡単です。Mnet Smart+やVPN利用では基本的に録画はできません。
- 字幕| 日本語字幕付きで安心して楽しみたい場合は、Mnet Japanの放送(テレビ契約、Mnet Smart+プレミアム)が確実です。Mnet Koreaのライブ配信やVPN経由の視聴では、日本語字幕がないか、後からの提供になることが多いです。Mnet Smart+のVODには通常字幕が付いています。
Pontaパス(旧auスマートパスプレミアム)とMnetイベント
auスマートパスプレミアム(現在はPontaパスにリニューアル)といったサービスは、Mnetチャンネルを日常的に視聴するための契約方法とは異なります。
これらのサービスは、過去にMnet/CJ ENMと提携し、「MAMA Awards」のような大規模なK-POP音楽授賞式や、過去の「M COUNTDOWN」放送回の独占ライブ配信を提供した実績があります。韓国で行われる「M COUNTDOWN」公開収録への観覧チケット抽選プレゼントといった特別なキャンペーンが行われることもありました。
利用するには、Pontaパス(旧auスマートパスプレミアム)への加入(月額548円程度)が必要です。視聴にはau ID(auユーザーでなくても無料で取得できます)でのログインや、無料の視聴チケットの事前申し込みが必要になる場合があります。
これは、注目度の高いイベントをフックにしてPontaパス会員を増やすための、Mnet側との特別なパートナーシップ戦略と考えられます。特定の大型イベントに関心がある熱心なファンにとっては魅力的な選択肢ですが、Mnetチャンネルの通常のドラマやバラエティ番組などを継続的に視聴できるサービスではありません。
まとめ
Mnetを日本で視聴するには、主に「テレビ放送サービス(スカパー!、J:COMなど)」「公式ストリーミング Mnet Smart+」「VPN経由でのアクセス」という3つの方法があります。
テレビの大画面で安定して視聴し、録画もしたい方はテレビ放送サービスが適しています。アンテナ設置が可能ならスカパー!、難しい場合はJ:COMや地域のケーブルテレビ、対応光回線があればひかりTVが選択肢です。
スマートフォンやパソコンで、場所を選ばずにVODやライブ配信を楽しみたい方にはMnet Smart+が最適です。見たいコンテンツに合わせてライト、ベーシック、プレミアムのプランを選べます。
費用を抑えつつ、特定の人気番組(特に「M COUNTDOWN」のライブ配信)を見たい場合は、有料VPNを契約して海外向け配信にアクセスする方法も考えられますが、視聴できるコンテンツは限定的で、設定や安定性の面で注意が必要です。
ご自身の予算、視聴したいコンテンツの種類、利用可能な設備、好みの視聴スタイル、録画の必要性などを総合的に考慮して、あなたにとって最適なMnet視聴方法を見つけてください。