第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』のセトリ・受賞結果
2013年のK-POPシーンを締めくくる一大イベント、第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』が開催されました。私が注目していたアーティストたちの華やかなステージと、栄誉ある賞の行方について、詳しくお伝えします。
この授賞式は、K-POPの歴史において重要な出来事であり、その熱気と感動を余すところなくお届けできるでしょう。

第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』の基本情報
第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』は、2013年の韓国ポピュラー音楽界で輝かしい功績を残したアーティストたちを称えるための祭典です。K-POPファンにとって見逃せない、記憶に残るイベントとなりました。
開催概要
この授賞式の基本的な情報から見ていきましょう。いつ、どこで、誰によって進行されたのでしょうか。
開催日・会場
第23回ソウル歌謡大賞は、2014年1月23日木曜日に開催されました。会場は、韓国ソウル特別市に位置する蚕室室内体育館(チャムシルシルレチェユククァン)です。多くのK-POPファンがこの場所に注目しました。
司会者
この名誉ある式典の司会を務めたのは、ソ・ギョンソクさん、SUPER JUNIORのウニョクさん、そしてApinkのチョン・ウンジさんの3名です。彼らの進行が、授賞式を一層盛り上げました。
セトリ
私が特に楽しみにしていたのは、豪華アーティストたちによるパフォーマンスです。当日のセットリストを振り返ってみましょう。
オープニング
- B.A.P – 「One Shot」
- A Pink – 「NoNoNo」
- Crayon Pop – 「Bar Bar Bar (パパパ)」
- BTS (防弾少年団) – 「No」 + 「No More Dream」
主なパフォーマンス
- キム・イェリム (Lim Kim) – 「All Right」
- VIXX – 「HYDE」
- EXO – 「Let Out The Beast」 + 「Wolf (늑대와 미녀)」 + 「Growl (으르렁)」
- 4Minute – 「What’s Your Name? (이름이 뭐예요?)」
- SISTAR – 「Gone Not Around Any Longer (있다 없으니까)」 + 「Give It To Me」
- INFINITE – 「Victorious Way」 + 「Destiny」
- BEAST – 「Shadow (그림자)」
- SHINee – 「Why So Serious?」 + 「Everybody」
- 少女時代 (Girls’ Generation) – 「I Got A Boy」
- B1A4 – 「What’s Happening? (이게 무슨 일이야)」
- K.Will – 「Love Blossom (러브블러썸)」
エンディング
- EXO – アンコール
このセットリストからも、当時のK-POPシーンの熱気が伝わってきます。
第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』の受賞者
数々の素晴らしいアーティストの中から、栄冠を手にしたのは誰だったのでしょうか。注目の受賞結果を見ていきます。
大賞|EXO
この年の大賞は、圧倒的な存在感を示したEXOが受賞しました。彼らにとって、そしてファンにとって忘れられない瞬間となったことでしょう。2013年はEXOの年だったと言っても過言ではありません。
EXOは、初のフルアルバムが100万枚以上のセールスを記録するなど、目覚ましい活躍を見せました。このソウル歌謡大賞での大賞受賞は、その年の彼らの勢いを象徴する出来事です。
ベストアルバム賞|チョー・ヨンピル「Hello」
ベストアルバム賞に輝いたのは、韓国の音楽界のレジェンド、チョー・ヨンピルさんのアルバム「Hello」です。世代を超えて愛される音楽の力を改めて感じさせます。
チョー・ヨンピルさんの受賞は、K-POPシーンの多様性を示すものであり、若手アーティストだけでなく、経験豊かなベテランの作品も高く評価されることを証明しました。
ベストソング賞|EXO「Growl (으르렁)」
ベストソング賞(デジタル音源賞とも呼ばれます)もEXOが獲得し、楽曲「Growl (으르렁)」が選ばれました。この曲は2013年を代表する大ヒット曲の一つです。
「Growl」の革新的なパフォーマンスと中毒性のあるメロディは、多くの人々を魅了しました。EXOの代表曲として、今もなお愛され続けています。
本賞(Bonsang)受賞者
本賞は、その年に最も輝いたアーティストたちに贈られる名誉ある賞です。私が注目していたグループも多数受賞しています。
- B.A.P
- A-Pink
- B1A4
- EXO
- VIXX
- チョー・ヨンピル
- SISTAR
- 4Minute
- INFINITE
- BEAST
- SHINee
- 少女時代
これらのアーティストたちは、2013年のK-POPシーンを牽引したと言えるでしょう。
新人賞|BTS、Lim Kim、Crayon Pop
将来のK-POP界を担う新しい才能に贈られる新人賞。この年は、BTS (防弾少年団)、Lim Kim (キム・イェリム)、そしてCrayon Popの3組が受賞しました。
特にBTSの受賞は、彼らが世界的なスターへと駆け上がる第一歩として、非常に意義深いものです。Lim Kimさんの個性的な歌声、Crayon Popのユニークなコンセプトも大きな話題となりました。
その他の主な受賞者
主要な賞以外にも、様々な部門で素晴らしいアーティストたちが表彰されました。私が特に印象に残っている受賞者をいくつか紹介します。
賞の部門 | 受賞者 |
R&B・バラード部門賞 | K.Will (케이윌) |
ヒップホップ部門賞 | Dynamic Duo (다이나믹 듀오) |
OST部門賞 | The One (더원) |
公演文化賞 | イ・スンチョル (이승철) |
人気賞 | SHINee、B1A4 |
韓流特別賞 | SHINee |
これらの受賞結果からも、2013年のK-POPがいかに多様で豊かな才能に満ちていたかがわかります。SHINeeが人気賞と韓流特別賞をダブル受賞したことも特筆すべき点です。
まとめ
第23回ソウル歌謡大賞『SMA2014』は、EXOの飛躍を象徴するイベントであったと同時に、チョー・ヨンピルのようなベテランアーティストの健在ぶり、そしてBTSのような未来のスターの誕生を予感させる、非常に見どころの多い授賞式でした。私が特に感動したのは、様々な世代やジャンルのアーティストが一堂に会し、2013年のK-POPシーンの素晴らしさを分かち合っていた点です。
この授賞式は、当時のK-POPのトレンドを反映しつつ、その後のシーンの発展を示唆する重要な一夜となりました。数々の名場面と感動的な受賞スピーチは、多くのファンの記憶に深く刻まれたことでしょう。K-POPの歴史を語る上で欠かせない、重要なイベントの一つとして、これからも語り継がれていくに違いありません。